12月5日(水)J1・J2入れ替え戦 京都 vs 広島(19:00KICK OFF/西京極)
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「落ち着いていますね」。選手の様子を聞かれて加藤久監督はこう応えた。「落ち着いているけど、非常に集中している」(加藤監督)。キャプテン斉藤大介からも「ワクワクしています。楽しみです」と言葉が出た。チームの雰囲気はいい。
京都の注目は、やはり10番・エース、パウリーニョの復帰か。J2最終の草津戦でのベンチ入り、この試合に備えていたのか、というような周到ぶり。京都のエースが広島の森崎和幸、槙野智章といったディフェンス陣をどれだけかき回してくれるかが見ものだ。
ここで一つポイントを。加藤監督は「パウリーニョのスピードを生かすならサイド」とサイドで起用してきた。この試合でも左サイドが予想されるが、入れ替え戦の初戦、この左サイドは一つの注目点ではないだろうか。
51節・仙台戦では徳重隆明から後半、中谷勇介へと交代した。加藤監督は「左サイドが少しやられていた」と会見で語った。そして最終戦、中谷勇介の先発。「徳重のコンディションが上がらなかった」(加藤監督)ということだが、結果的に守備力の高い選手が左サイドに入ることになった。
仙台の右サイドバックは菅井直樹、そして草津の右サイドバックは攻撃力のある佐田聡太郎だった。相手としては「京都の左サイドで仕掛ける」という狙いはあったろう。つまり、京都の「前線のターゲットを増やす」というのは逆に「中盤のサイドが空く」可能性も秘めているということだ。これを解消するためには、守備と攻撃のバランス、右サイドの渡邉大剛の様な、高い判断力が必要だということだ。
そんな状況下でパウリーニョにどこまで守備の貢献を期待できるのか。それならば、中谷勇介を先発させ、バランスのある入り方をしても間違いではない、と言えるのではないのか。広島の右サイドには駒野友一がいる、この強力なサイドアタックに加藤監督は「2対1の数的優位を作る」と話したが、確実に守備もこなし、そこから相手の裏を突く攻撃をするとなると、パウリーニョの先発が正解か? と疑問符がつく。
パウリーニョの先発は濃厚と言われるが、誰が先発してもおかしくないのではないだろうか。最後は加藤監督の判断だが、どんな選択をするのか。「誰が先発しても1対1の局面で勝負できる選手」を使うと監督は話した。
代表の右サイドも務める駒野との勝負だ。誰が先発しようが選手の活躍を信じたい。
とうとう入れ替え戦、J1側からは広島が来た。面子を眺めただけでもその強さはすぐ分かる。個々の能力では京都をはるかに凌ぐことは明白だ。
FWは日本代表の佐藤寿人と、高い技術と決定力を併せ持つウェズレイ。中盤にはオリンピック予選で日本中の注目を集めた柏木陽介がいる。最終ラインにはU-20W杯で活躍した槙野智章。さらに、W杯出場経験を持つ戸田和幸(京都にもW杯経験者はいるけど)。クラブ生え抜きで広島の顔とも言うべき森崎兄弟と、タレントは充分。
この豪華なメンバーを相手にするのかと思うと、正直、「広島は何で入れ替え戦に来てるんだろう」と溜息がでる。
マッチアップが予想される主なところは、角田誠、森岡隆三と佐藤寿人、ウェズレイ。斉藤大介と柏木陽介、渡邉大剛と服部公太やパウリーニョと駒野友一といったサイドの攻防、そして田原豊と森崎和幸、槙野智章といったディフェンス陣。改めてみると、どこを取っても「ワクワク」させてくれる勝負がならぶ。
特に田原豊のところは面白くなりそうだ。フィジカルでは田原豊に分がありそうだが、相手もワントップのターゲットを必死で潰しに入るはず。田原豊がJ1ディフェンス陣にどう戦うのか、見もの。
他にも見どころ一杯ですが、もう一つだけ。京都の右サイドと広島の左サイドは絶対注目。広島の服部公太は今年も全試合先発の「チームの屋台骨」。そこに勝負を挑むのは、京都成長株筆頭の渡邉大剛です。広島の服部くんもすごいんでしょうけど、大剛もすごいよ。ドリブルだけじゃないよ。運動量もあるよ。守備もできるよ。京都の右サイド、そうそう自由にやらせないよ。
加藤監督は囲み取材に「チームでどう戦うか」がポイントと話した。だが、草津戦の前に森岡隆三は「今の京都のサッカーは1対1の局面で勝負するサッカー」と話していた、「1対1で負けなければ絶対負けない」と。
チーム全員がそう思っているのではないだろうか。西野泰正は草津戦後「実力としては本当に差がないと思う」と話していたし、倉貫一毅は「皆がやるべきことをやっている。自信をもってやればいいと思う」と語っていた。サブも含め、京都は全員が自信を持って一戦、一戦、勝負に臨んでいる。
勢いはある、そして自信も持っている。監督のいう「チーム」としてのまとまりは、最高潮だ。だからこそ1対1、個々の勝負でも負けて欲しくない。この入れ替え戦を制して、J1を倒して、J1への道を切り拓いて欲しい。
初戦は京都のホーム、西京極。「先手必勝」(加藤監督)。この先手で京都は、相手の3本の矢のうち、2本は折ってくれるはず。京都サポーターの皆さん、どうか、スタジアムへ是非、是非、足をお運び下さい。
以上
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2007.12.04 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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