12月8日(土) 第87回天皇杯5回戦
G大阪 3 - 1 大分 (13:00/フクアリ/3,285人)
得点者:12' 寺田紳一(G大阪)、45' 高松大樹(大分)、66' 播戸竜二(G大阪)、75' 寺田紳一(G大阪)
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千葉県のフクアリで開催という、共にアウェイの様相を呈した戦いながら、ゴール裏には心強いサポーターが多数。もちろん、通常のホーム戦には及ばないが、なんとかチームを盛り上げようと熱の入った応援を繰り広げる。そんな彼らの声援に先に応えたのはG大阪だった。12分、MF二川からFW播戸へと繋いだボールを、最後はMF寺田。ゴール前中央から豪快に左足を振り抜いたものの、本人にしてみれば「ダフってしまった」こともあり、入ったこと自体、驚きだったようだ。それでも思い切りの良さが鋭い弾道を生み、待望の先制弾に繋がる。
立ち上がりからいいリズムで試合を進めていたG大阪だけに、これで更に勢いに乗るかと思われたが、逆にポゼッションを高めたのは大分。立ち上がりは、うまくG大阪の攻撃を捕まえきれず、相手をフリーにさせる時間帯が多かったものの、先制点を決められて以降は落ち着きを取り戻し、主導権を握った戦いを展開する。ただ、中盤を支配し、ボールこそ保持するものの展開力に欠けたことで、決定的な場面を作りきれない。
試合後「いい感じで支配はしたが、裏に抜け出したり、そこに出す選手がいないことで、決定的にゴールに結びつける状況は少なかった」と振り返ったのは大分・シャムスカ監督だが、その言葉にあるように、ただボールを支配しているだけの時間帯が続き、最終ラインを含めたG大阪の守備網をうまくかいくぐれない。逆にG大阪は攻撃のテンポこそ、やや落ちたものの、相手が支配した、いや『支配させた』ようにも見える時間帯も安定した守備でしのぎ、前半を1-0で折り返す。
後半。どことなくどんよりした雰囲気を吹き飛ばしたのは、大分FW高松だった。45分、約25メートルの距離から放たれたシュートが枠をとらえ1‐1の振り出しに戻して後半をスタートさせる。更に50分にはFW高松からのマイナスのパスを受けたMF梅崎が絶好の位置からシュートを放つも、ボールはバーを叩き追加点は奪えない。
逆にG大阪はこれで目が覚めたのか徐々に攻撃がスピードアップ。先制しながらも、同点に追いつかれ続けたリーグ終盤戦を思わせる嫌な展開ではあったものの、『ゴール』に対する意識、チームの『一体感』が崩れることはなく。むしろ、前半以上に落ち着いて試合を進めていく。
そんな中、待望の追加点を奪ったのはFW播戸。66分、ゴール左前からのFWバレーのシュートともとれる強めのグラウンダーのパスに左足で合わせリードを奪うと、その勢いを加速させるように、75分にはMF寺田。やや遠目の距離ながら、自身も「思ったところにいった会心のゴール」は試合を決定づける、貴重な追加点となる。
以降、一人もメンバー交代することなく試合を進めたG大阪に対し、追いかける大分は77分にMF梅崎に代えてMFアウグストを、79分にFW山崎に代えてFW松橋章太を、85分にはDF深谷に代えてMF金崎を投入。フレッシュな顔ぶれを前線に据え、ゴールを目指そうとするも、82分、85分と立て続けにFW松橋章太が放ったシュートは枠の外へ。大分は最後まで決定力不足に泣き、ゴールを奪うことが出来ず。3-1で勝利したG大阪が、清水との準々決勝(12/22@長居)へと駒を進めた。
以上
2007.12.08 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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