12月22日(土) 第87回天皇杯準々決勝
G大阪 1 - 0 清水 (13:04/長居/8,575人)
得点者:92' 寺田 紳一(G大阪)
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がっちりと四つに組んで戦った前後半を0−0で終え、迎えた延長戦。92分、左ゴール前のFW播戸からのグラウンダーのパスを中央で受けたMF寺田が左足で丁寧にシュートを放つ。ゴールが決まった瞬間、天を仰ぎ、指を指した。試合前から「決めたら絶対にやろうと思っていた(寺田)」ポーズだった。
4日前、子供の頃からよく面倒を見てもらっていた寺田の祖父が天国に召された。入退院を繰り返す中、最近はなかなかお見舞いに行く時間がなく、亡くなる前日にようやく病院を訪れていた。すでに話すことがままならなかった祖父に、紙とペンを使って思いを伝える。
「次のゲーム、絶対に頑張るから」。
その決意を伝えた翌日、いつも「ケガだけはするんじゃないぞ」と気にかけてくれた祖父の訃報を聞いた。だからこそ、約束は絶対に守らなければいけない、と今日の試合に挑んだ。仲間にも「今日は試合に出たら絶対に決める」と珍しく強気の言葉を吐いていた。それを有言実行とした値千金のゴール。「バンさん(播戸)からすごくいいボールが来たから」とはいえ、決めたのは彼の『ゴール』への執念からだろう。しかも、拮抗した試合を引き寄せる決勝弾。降りしきる雨の中、応援を続けていたG大阪サポーターが、ドッと沸いた。
それ以降は「メンバー的に後ろが重たくなったのもあったかも。前に出て行ける選手が少なくなってしまった(MF橋本)」こともあり、清水の怒濤の攻撃にさらされる時間も多かった。71分にFW矢島、FW岡崎の2トップをFW西澤、FW原へと2人同時に代えてからは、その二人に、あわやというシーンを幾度となく作られた。「2トップが代わった時点で長いボール、走るボールがくるのは予測していたのである程度、それには対応しなければと思っていた(DF山口)」とはいえ、サイドを崩され、決定的な場面を作らせることが増えたのは事実だ。
だが、その前に立ちはだかったのが、最後の砦、GK藤ケ谷だった。89分、清水の左サイドDF児玉のクロスを、中央でFW原にドンピシャで合わせられても、103分、115分、117分とFW西澤に強烈なシュートを放たれても、必死で伸ばした指先で、足先で、身体で弾き返した。これには、元G大阪で左サイドから再三のチャンスを作り出していたDF児玉も「藤ケ谷さんがめちゃめちゃ良かった」と脱帽するしかなかった。ただ清水にしてみれば、チャンスを多く作り出した終盤だっただけに、決めきれなかったことが悔しさと反省として残る試合だったことは間違いない。
G大阪はこれで昨年同様、準決勝へと駒を進めた。「ここまできたら絶対に最後まで勝ち切りたい」とGK藤ケ谷。ゲームキャプテンDF山口は「運もあったとはいえ、トーナメント戦には運も必要ですから。勝つことが大事だったし、これでまた次もこの仲間とサッカーが出来る。もちろん次も勝って元旦へいきたい。もちろん、行くだけじゃ意味がないことは今年の元旦で思い知っただけに、本当の最後までいきたいです」と力強く語った。もちろん、それは、チーム全員の思いを代弁したものである。
以上
2007.12.22 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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