●池谷友良監督:
「こんにちは。今年度も指揮を執ることになりました池谷です。よろしくお願いします。
3シーズン戦って来て、夢であったJリーグという舞台にやっと立つ事ができ、今回、クラブと2年契約を結びました。次の目標が大事だということを、クラブと話をしてきました。先ほど発表がありましたが、5年という計画の中で次のステージ(J1)を狙っていくという目標を、クラブから言っていただいて嬉しく思います。しっかりとした夢を持って次に臨んでいかなければいけないし、一番大事なのは、その夢に対してこれから何をやっていくのかということです。
難しいステージだし、入場者数や順位など、現実は厳しいと思います。僕の夢として思っていることですが、サポータークラブ会員数も10万人をキープしてほしい。これは180万人という熊本県の人口からすれば可能だと思いますし、県民運動という事を考えれば、それくらいのサポートを得られるチームにならないといけない。さらに現場とクラブ、地域という両輪がうまくマッチしないと、次のステージへ進む事は難しい。このスタジアムのスタンドが満員に、真っ赤になった時に初めて、次のステージに行けると思っています。そのために皆さんの力をお借りしたい。
Jクラブの中では、今の予算では下位に入りますが、J1に行くためのステップとして、大事なシーズンになります。僕自身はストレスに強いと思っているので、クラブも様々なストレスに耐えながら、次のステージに進みたい。皆さんの力で強くしてほしいと思うし、メディアの皆さんも会員になってサポートしてほしいと思います。僕は、夢は絶対叶うと思っていますし、それを信じてここに来ました。J2入りが決まった時の気持ちを、再度みんなで分かち合えるようにやっていきたいと思います。今年1年、またよろしくお願い致します」
Q:今シーズンの補強のテーマと収穫は?
「補強に関しては十分満足しています。まずは現実としてJFL2位という力と、これまで積んで来た3年間をベースに戦うということです。そうする中で、できること、できないことが見えてくると思いますし、それも財産になります。半分くらい入れ替えるという方法もありますが、それだと今までの積み上げが良かったのか悪かったのか見えませんし、チームとしての蓄積がなくなってしまいます。また、それでダメだった場合、次の年にまた10人ぐらい入れ替えるということになる。そうではなく、今までをベースに見極めたいと思います。何ができて何ができないのか、それが見えてくるのも楽しみにしています。今シーズンだけを考えれば、ベストなやり方は別にあったと思いますが、クラブの理念や考え方が大事だと思っているので、5年のうちの1年ということを考えなければいけません。育て、鍛えて、いかに財産を積み上げて行くか。その積み上げをしっかりやって、将来につながるシーズンにしたい。この戦力でやってみたいという期待を持っています」
Q:新加入選手それぞれについて、獲得した狙いは?
「中山君に関しては、このリーグの厳しさも知っているし、スペースに出たり潰れたりという、FWとしての特徴を生かしてほしい。FWもいい競争になりますし、持っている力を全て出してもらいたい。今まで3年間は、地元からは高校生を取らないと言ってきましたが、それは我慢強く育てられないステージだったこと、そして大事にしなきゃいけないという思いがあったからです。今回高校から2人取ったのは、彼らに可能性を感じたということです。期待するというよりも、何ができるのか見せてもらいたい。彼らが将来、ここで生き延びて、最後は監督やコーチングスタッフになってほしいと思います。そうなった時、熊本に根付いたチームができると思いますし、クラブに愛を感じる選手が巣立って行くことになります。その第1期ということですね。そういう意味では、今後地元の選手は増えていくと思いますが、大事に、厳しく育てていくということです」
Q:(2月から合流予定の)チャ・ジホ選手の特徴は?
「12月に一度、練習に呼んで、その時に決めました。SBと、もうひとつ前もできます。身体的な能力も高いし、メンタルも含めた韓国人特有の強さがあると思います。その辺を期待しています」
Q:スローガンについて、チームにどう反映させるか?
「現場としては、新たな夢へ向かっての挑戦ということで捉えています。リアクションではなく、あくまでアクションしていくということです。ピッチでもオフでも、いろんな責任が出てくると思いますし、もう一歩ステップアップしないといけない。限界を決めずに、向上心をもってトライしようということ、ピッチ内でもクラブとも、コミュニケーションをしっかりとっていくということです。ゲームコンセプトに関しては、積極的な守備からの攻撃が最大のテーマだと思っています。J1を狙うという前提があるので、それを確立する第一歩にしなきゃいけない。つまり切り替えがポイントになります。積極的に奪いに行って仕掛けるというゲームコンセプトを持ってやっていきたい。攻撃に関してはフィジカル、そして判断のスピードアップが課題で、奪った後いかに判断を早くして、いかに早く攻めるのかということをテーマにしていきたいと思います」
以上
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