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【U-23日本代表 アメリカ遠征 U23日本代表 vs U23グアテマラ代表】レポート:苦しい状況を戦いきり、李の1点を守りきってアウェイ戦3連勝を飾る!(08.02.21)

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2月21日(木) U-23日本代表 アメリカ遠征
U23日本代表 1 - 0 U23グアテマラ代表 (09:30/ロサンゼルス・California State University, Fullerton)
得点者:53' 李忠成(U-23日本代表)

★U23日本代表アメリカ遠征のメンバー、日程は【こちら】
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苦しい試合だった。長い芝やレフェリングといったアウェイの要素に苦しめられ、思うように自分たちの試合をさせてもらえない。「アジャストメントが足りない」と反町監督は表現したが、北京での五輪を見据えると自分たちのサッカーができない状況でいかに勝利に結びつけるか。勝負強さのようなものは、このチームに不可欠だろう。また、あわせて指揮官が挙げていた課題は各選手のコンディションのばらつき。この時期、チームによって始動日も違うし、一方では先月の国際大会(カタールU-19国際親善トーナメント)で5試合をこなしている選手も2人いるような状態。これらのことは、これまでの2試合も同様で、改めて言うことではないのだが、この遠征を残念なものにしてしまっている要素であるように思う。ただ、指揮官は「良い参考資料になった」と試合後、満足そうな表情も浮かべていた。

今遠征参加メンバーのなかで、主力に近いメンバーが揃ったこの試合。細貝萌(浦和)は右足痛で出場を取りやめ、同ポジションに長友佑都(F東京)が入った。それ以外は予定通りのメンバーで4−4−2システム。
前半は相手に引かれ、思ったように攻めることができない。「ボールの動かし方が悪くて、長い距離を走る選手もいなくてリズムを作れなかった」、と指揮官は振り返ったが、ボールを持つところまではできるのだが、なかなかゴールに迫れない。結局シュート1本のみで前半を折り返すのだが、シュートを空振りする、小さな中盤でのパスミスをするなど全体に冴えなかった。

後半に入り、長友に代え青山直晃(清水)を投入。2試合連続出場しているから、というのが交代理由だ。その上でシステムを3−5−2に変更し、前半相手がサイドから攻撃を仕掛けてこなかったことから、サイドを起点に攻めることを試みた。これでようやく自分たちのリズムを取り戻し、8分には右サイドでの香川真司(C大阪)の突破、クロスから、ペナルティエリアやや外で梅崎司(浦和)、梶山陽平(F東京)とパスがつながり、最後は李忠成(柏)の左足が強烈なシュートをゴール左隅に叩き込み先制。これで日本は攻撃が本格的にリズムをつかむが、この後の追加点はなし。

一方、五輪最終予選を目前に控えるグアテマラは必死に得点を奪いにく来るため前がかりになり、日本の最終ラインがあわててしまう場面も。日本は、シュートで終わる回数が少なく、ボランチと守備陣が常にばたついた状態になってしまった。「難しい試合だった」と反町監督は振り返っている。

3連勝を挙げられたことはとても喜ばしいが、対戦相手のレベルや、自分たちのコンディションにばらつきがあることなどを考えると、チームとしても個人としても100パーセントの成果を得ることができているとは言いがたいだろう。冒頭に挙げたように「良い参考資料になった」と指揮官は振り返っているが、個人が指揮官をうならせるほどのプレーを出来ていたようには思えない。
ただ、ここまでの期間での収穫としては、選手間のコミュニケーションということが挙げられるだろう。今回の遠征で主将を務める伊野波雅彦(鹿島)も気遣いを見せ、18歳の香川も「みんなよくしてくれるし、話は出来ている」と口にするなど五輪アジア予選の頃に比べればコミュニケーションの大切さを理解しているのではないだろうか。

残すはあと1試合。総決算として、実りある試合を期待したい。

以上
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