2月23日(土)東アジアサッカー選手権2008 決勝大会 日本代表 vs 韓国代表(19:15KICK OFF/中国・重慶)
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左ひ骨筋健炎でリハビリを続けていた岩政大樹(鹿島)が22日に緊急帰国した。20日の中国戦で左足関節ネンザを負った駒野友一(磐田)も復帰のメドが立たず、同じゲームでGK宗磊にわき腹を蹴られて右腹斜筋を打撲した安田理大(G大阪)もピッチに戻れるか微妙なままだ。明日23日の韓国戦(日本時間19時15分キックオフ、重慶五輪競技場)では使える戦力がさらに減った岡田ジャパン。しかし韓国側もエース・朴主永(10番、FCソウル)が右太ももを痛めでプレー不可能となり、代役として期待されたFW高基衝(22番、全南)も欠場が濃厚という。両者ともに「総力戦」を強いられる展開だが、日本としては闘争心をむき出しにしてタイトルを獲りにいくしかない。
高さ・強さ・速さといった身体能力の高さを前面に押し出してくる中国相手に、高い技術と創造性、冷静さで勝ちきり、自信を取り戻した岡田ジャパン。2試合が終わった時点でも勝点4の得失点差+1で韓国に並んだ。しかし総得点では韓国の4に対し、日本は2。次の試合がドローだと、韓国にタイトルが行ってしまう。つまり、日本の残された道は「勝利」だけなのだ。
大一番の前の2日間を岡田監督は選手たちの疲労回復に充てた。21日は中国戦先発メンバーと後半から出場した加地亮(G大阪)がクールダウンを行ったのみ。試合に出なかった4人と羽生直剛(F東京)、橋本英郎(G大阪)は3対3やクロス&シュートなどをみっちり行った。重慶五輪競技場のサブグランドで行われた前日練習もまず入念なアップからスタート。7対7+フリーマンのラインゴールゲームの後、クロス&シュートに行く者とセットプレーをこなす者に分けられた。セットプレーの方は中澤佑二(横浜FM)、遠藤保仁(G大阪)ら主力選手が揃ったが、橋本が加わっていたのが特筆すべき点。ここへきて彼の代表初先発の可能性が急浮上してきたようだ。ポジションとしては左サイドバックかボランチのいずれかが考えられるが、果たしてどんな起用になるのか。非常に興味深いところだ。
中国戦で採った4−2−3−1の布陣が機能したことから、岡田監督は今回も同じ形で行くと見られる。最終ラインの内田篤人(鹿島)、中澤佑二(横浜FM)、今野泰幸(F東京)は不動で、左だけが加地か橋本かの選択になるだろう。GKは今大会に入ってまだプレーしていない川口能活(磐田)の出場が確定的。中盤に関しても鈴木啓太(浦和)、中村憲剛(川崎)、遠藤保仁(G大阪)、山瀬功治(横浜FM)の4人の出場は確実で、残り1人がどうなるかだ。橋本が入る場合は鈴木とのダブルボランチになり、中村は1列前に出る形が予想される。安田が復帰できれば中国戦と同じ構成になるはずだ。橋本でも安田でもない場合は羽生にチャンスが巡ってくる可能性が高い。このあたりは指揮官の判断によるところだ。1トップは今大会最大の成長株である田代がそのままピッチに立つだろう。
一方、今大会の韓国は3−4−3システムをベースにしている。許丁茂監督は初戦・中国戦(3−2で勝利)と第2戦・北朝鮮戦(1ー1の引き分け)で4人のメンバーを入れ替えた。その1人が負傷欠場したエース・朴主永だった。中国戦では代役を高基衝が務めたが、その彼もケガ。もはやFWの真ん中をこなせる選手がいない状態だという。岡田監督は「4−3−3で来るのではないか」と話したが、2トップに変えてくる可能性があり、今のところは判断しかねる状況だ。とはいえ、2試合で右FWを務めた李相湖(7番、蔚山現代)と左FWを務めた廉基動(11番、蔚山現代)のスピードと鋭い動きは警戒が必要だ。ゲームを組み立てるボランチ・金南一(神戸)も抑えなければいけない選手。中国の周海浜(16番)と同じ役割を担っている彼から出るパスをどれだけ封じられるか。そこは1つのカギになってくる。
韓国も中国と同じように球際に強く、高さもある。単純にクロスをあげているだけではゴールさせてもらえないだろう。それゆえに、中国戦で見せたように、中盤から前線へのタテへタテへとボールを動かしながら得点を狙っていく攻めが求められる。その精度を高めていけば、両サイドが主導権を握り、2列目が飛び出す回数も増える。そして確実にフィニッシュをモノにすることだ。ここまで決定的なチャンスを得ながら得点できていない田代らには大きな期待を寄せたい。
韓国との直近の対戦は2007年アジアカップ(東南アジア4カ国共催)の3位決定戦(パレンバン)だった。両者ともに満身創痍で決め手を欠いた試合だったが、日本は最終的にPK戦で敗れてしまった。この敗戦によって日本は次の2011年カタール大会のシード権を失った。「あれは本当に悔しいゲームだった。彼らはアジア屈指のいいチームだし、自分たちの形を持っている。そういう韓国には絶対に負けたくない」と主将の鈴木も気合を入れ直していた。今回の対戦は7ヶ月前の屈辱を晴らすもってこいの機会。しっかりとゴールを奪って勝ち、日本の意地と誇りを示してほしい。
この大会で優勝できれば、3月26日に控えている2010年南アフリカワールドカップ3次予選第2戦・バーレーン戦(マナマ)へといい形でつなげることができる。戦力的には厳しいが、自分たちのサッカーに確固たる自信を持てるような内容ある勝利をぜひとも見せてもらいたい。
以上
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一覧へ【日本代表 vs 韓国代表】プレビュー:負傷者続出の中、総力戦で挑む韓国戦。何とか勝って初タイトルを獲りたい岡田ジャパン!(08.02.22)













