3月8日(土)J2 第1節 湘南 vs 仙台(13:00KICK OFF/平塚)
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鋭い空気にはまだ冬の匂いが残っているが、平塚競技場の傍らで控えめに咲く河津桜がシーズンの到来を教えてくれている。3月8日、湘南は昨季の開幕戦と同じくホームで仙台を迎え撃つ。
「イヤでも興奮するでしょうね」
ボランチとして開眼をみる坂本紘司は、目前に迫る一戦に想いをめぐらせた。
「だから、逆にいまは努めて冷静に、自分たちのサッカーを整理しています。これまで準備してきたものが台無しにならないように」
苦い思い出がある。1年前、湘南は仙台に惜敗した。すでに完成度の高かった相手のパスサッカーに戸惑う一方、自分たち自身の昂ぶる気持ちにも翻弄された。プレシーズンの練習試合で一定の手応えを掴みながら、意気込むあまり本番では空回りしてしまったのだ。坂本の言葉には、同じ轍を踏むまいとする自戒の意味が込められていた。
さらに彼は続ける。
「新しいシーズンになったけれど、昨季積み上げたものは大事。もちろん去年のままでは上に昇がれない。昨季の積み上げにプラスαを毎試合出していくことがテーマです」
菅野将晃監督は、「ハードワークとディフェンス、そして闘う気持ち。チームとしての闘い方はできてきた」と語る。1月の始動日からここまで、チームは大きな怪我もなく、おおむね順調に来ている。描くスタイルも変わらない。大切なのは、日ごろ培ってきた力を出し切ることだ。
スタイルの継続は仙台にも同様にいえるだろう。ヘッドコーチから昇格した手倉森誠監督が攻守に連動するサッカーを磨きあげる。磯崎敬太の負傷離脱は心配だが、1日のホンダロック戦では平瀬智行や佐藤由紀彦ら新加入選手がゴールに絡み、昨季10ゴールをマークした中島裕希もネットを揺らして好調ぶりをアピールした。開幕が迫るにつれ、チームの雰囲気も悪くない。
しっかりした守備を構築する両者にあって、それぞれいかにゴールをこじ開けられるか。昨季、こと開幕戦にかぎれば、湘南がアジエルのゴールで早々に先制するも、オウンゴールとPKで仙台が逆転勝ちを収めた。その記憶を受けて、仙台FW中島は「今年は納得のいくかたちで点を取りたい」と話している。いずれにせよ、1点を争う拮抗した展開となるに違いない。
「相手がどこだろうと気持ちは変わらない。相手をリスペクトして試合に臨みます」
坂本は穏やかに語った。昨季の成績と手応えから、これまでとはスタートラインが違う。そのうえで、指揮官のもと、できうるかぎりの準備をしてきた。つぎは胸を張って自分たちを出し切り、一つひとつ、目の前の相手に挑戦していくだけだ。アツく、そして冷静に。勝負のシーズンは間もなくキックオフを迎える。
以上
2008.03.07 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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