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【ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 名古屋】レポート:神戸はホームで勝点を奪えず惜敗。名古屋は貴重なアウェイでの勝点3を手にする!(08.03.23)

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3月23日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
神戸 0 - 1 名古屋 (15:00/ホムスタ/6,051人)
得点者:85' 巻佑樹(名古屋)

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 3月下旬のデイゲームといえども肌寒さを感じるホームズスタジアム。雨予報に備えて開閉式の屋根も閉められる中、15時、キックオフを迎える。

 試合前「名古屋はシステムにしても、シンプルにパスを繋ぐスタイルも、うちと似たコンセプトでやっている。それに対する成熟度を出したい」と語っていたのは神戸・松田監督。これは、昨年から踏襲している『松田サッカー』の浸透度に対する自信表れだろう。
実際、開幕からここまでの公式戦3試合では、それが確かな手応えとして感じられる内容、結果を出してきたと言える。その実現にあたり攻守にわたる貢献をみせてきたMF金南一は、FW大久保に続き代表戦出場のため欠場となったが、代わって腰痛のために戦列を離れていたMFボッティが戦列復帰。他メンバーは前節と同じ顔ぶれがスタメンを飾る。対する名古屋は、前節から再び大きく先発メンバーが変更され、MF藤田俊哉やMFマギヌンなど6名の違う顔ぶれが先発出場。 FW巻を1トップに据えた4-2-3-1のシステムを敷いて、キックオフを迎える。

 前半はイーブンの展開。似たような戦術、システムを敷く同士の対決とあってか、互いに大きくバランスを崩すことはないものの、がっぷり四つに組んだ格好となり相手の守備を切り崩す展開が少ない。シュート数で見れば、前半は神戸が8本、名古屋が4本と神戸が多かったものの、どちらかと言えば、神戸が引き気味にラインを敷いた名古屋にボールを持たされていた印象。その中で、ここまでの3試合で4ゴールを挙げているFWレアンドロに対する名古屋のマークが徹底されていて、彼にボールが渡る前より以前に攻撃の芽が摘まれてしまう。それでも何度かは決定的な好機を見出すものの、これは相手GK西村の好セーブもあり跳ね返されてしまう。

 対する名古屋はその守備における約束事を徹底した中でボールを保持し、攻撃を仕掛けるが、こちらも今ひとつフィニッシュに繋がる鋭い展開が見られない。37分にはゴールライン際でボールを奪ったMF藤田からMFマギヌンへマイナスのパスが通り決定機を迎えるも、これは神戸DFが身体を張ってクリア。前半終了間際にもカウンターからMF杉本が抜け、右前のスペースへ。そこにMF深井が走り込むが、神戸GK榎本が好判断で飛び出しセーブする。

 試合が動いたのは後半だった。『1点』を求めて拮抗した戦いが続く中、攻撃の顔ぶれを変化させながら相手ゴールに詰め寄る姿勢をしていた両者の均衡を破る決勝弾は、85分、名古屋に生まれた。
MFマギヌンからのパスを受けたMF阿部が、左サイド、タッチ際から絶妙の弾道を描くクロスボールを前線へ。それにFW巻がドンピシャで頭で合わせ名古屋が貴重なゴールを奪う。途中出場でピッチに立ったMF朴の投入以降、神戸は持ち前の運動量で前線を走り回る彼に引っ張られ、攻撃に勢いを見出してはいたものの、チャンスをものに出来なかったことで自らの首を絞める結果になった。
相手のゴールをこじ開けることが出来ないまま、今季初の無得点で試合を終える。しかも、冒頭に書いた「成熟度」を示したいはずの試合で「前半が全て。いつものディシプリンが感じられず、本当に基本的なところのミスが目立った。メンタル面で100%ハードワークしなかったことが、相手チームを勢いづけてしまい、自分たちがやらなければやられる、というサッカーでは良く起きることが起きてしまった」と松田監督も渋い顔。ホームで勝点をものにできず悔しい敗戦となった。

以上

2008.03.23 Reported by 高村美砂
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