4月2日(水)J1 第4節 横浜FM vs F東京(19:00KICK OFF/ニッパ球)
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前節、開幕2連勝で臨んだ鹿島アントラーズ戦に敗れて5位となった横浜F・マリノスが、6位のFC東京をホームに迎える。
横浜FMにとって鹿島戦は、今後を占う試金石となるゲームだった。先制点を許し追いかけた後半は、主導権を握る時間帯も長く、昨季王者に対し、ある程度戦える実力を備えていることを示した。桑原隆監督は試合後、「さすが前年度のチャンピオンは勝負強い」と相手を称えていたが、熟成しているチームと、これから熟し始めるチームの差が出たと言えるだろう。また、指揮官は「ロペス、ロニーのラインを狙われていた」ことをポイントに上げていたように、鹿島の中盤での激しいプレスにあい連動性を欠いた攻撃面の課題を、中2日で行うF東京戦に向け、どこまで立て直せるかが気になるところ。
F東京は前節の京都戦では乱打戦を演じ、3−3のドロー。87分に同点弾を決めるなど、粘り強さを見せている。3点を献上した守備の修正こそ急務だが、攻撃面では明るい兆しが見えてきた。特に右MFで起用されたルーキー・大竹洋平は、視野が広くゲームを組み立て攻撃の起点として活躍。さらに正確なプレースキックでCKからの2得点をアシストし、即戦力であることを印象づけた。
横浜FMとしては、まずは大竹のセットプレーを警戒したい。京都戦ではCKだけでなくFKでも、相手GKの好セーブに阻まれたが、鋭く曲がる弾道の左足シュートを放っている。ゴール前での不用意なファウルは禁物だ。また、新外国人FWのカボレもやっかいな存在。身長186cmでヘッドが強く、足元のプレーも柔らかい。昨季Kリーグ得点王の本格派だけに、中澤佑ニらとの対決は見応えがあるだろう。また、田中裕介が「今季のF東京はポジションが流動的だし、2列目からの飛び出しに注意したい」と言うように、新加入の羽生直剛はもちろん、ボランチの今野泰幸、さらに左DFの長友佑都も前線へ顔を出してくるので、そのケアも重要になる。
攻撃に関しては大島秀夫の出来が左右するかもしれない。なぜなら、京都戦でF東京のDF陣は、相手の長身FW田原豊のポストプレーからの攻撃に苦しめられたからだ。ターゲットマンの大島が前線で体を張って、ロニーやロペスらを活かすことができれば、得点チャンスは増えるはず。
一方のF東京は、鹿島が横浜FM戦で見せたように、ロペス、ロニーの強力ラインをいかに寸断するかがカギ。2人を自由にしてしまうと、そこへ山瀬功治、両ウイングバックなども絡み、手がつけられなくなる。大黒柱の今野が中盤の底で、相手の攻撃の芽をどれだけつめるかが焦点だ。そして城福浩監督が志向する「ムービングサッカー」で、相手DF陣をかく乱させ、攻撃の活路を見出したい。
また、ベンチ入りが予想される横浜FMの水沼宏太と城福監督は、昨年のU-17W杯を戦った時の選手と監督の間柄。水沼は「試合に出たら、お世話になった城福さんに成長したところを見せたい」と、この試合を楽しみにしている。
以上
2008.04.01 Reported by 小林智明(インサイド)
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