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【J1:第4節 大宮 vs 名古屋】レポート:冴えたシュートストップを見せた江角浩司の奮闘も実らず…大宮はまたも逆転負け(08.04.03)

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4月2日(水) 2008 J1リーグ戦 第4節
大宮 1 - 2 名古屋 (19:04/NACK/8,321人)
得点者:26' 冨田大介(大宮)、56' 増川隆洋(名古屋)、57' マギヌン(名古屋)

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 今季に入り、大宮で毎試合キレと冴えを見せているのはGKの江角浩司だ。
 この日も前後半共に、枠内へ飛んでくるスピードのあるシュートを何本も止めて見せていた。時には体で、時には右手1本で、流れの中からでもセットプレーでも、見事に弾き出した。だが、チームとしては先制するも、あえなく逆転を喫する。フィールドプレーヤーたちは「エズ(江角)が何本も止めていたから…」彼の奮闘に応えようと、逆転されてから、ようやく必死になったが情勢が変わることはなかった。結局、相手GKよりも1本多いシュートを決められ、敗れた。
 こうなれば、どんなに多くのシュートをストップしても意味がなくなる。「シュートストップはよかったけれど、クロスへの対応をもっと積極的にできていれば、チームの流れが変えられたかもしれない」とこの名古屋戦、大宮でもっともチームに貢献したかもしれない男をうなだれさせ、反省させざ
るを得ない結果となった。

 今年に入って、リーグ戦4試合、カップ戦2試合の計6試合を終えた。うち、勝利が1試合、スコアレスドローが2試合、ドローが1試合、敗戦が2試合。問題は、2−2だったナビスコカップ新潟戦と敗戦の3試合に共通する、先制すれど追いつかれ、というパターンだ。名古屋が逆転勝ちを自分たちのパターンにしつつあるのとは対照的に、良くない連鎖に陥りつつある。

 前半、リーグ開幕負けなしの名古屋にも、ひるむことなく立ち向かった。大宮は、様子を見て引き気味の相手を苦手とする傾向があるが、この日の名古屋は主導権を奪いに来たため、お互い激しい奪い合いを見せる。
 26分早くも大宮はチャンスをつかむ。内田智也の左CKを中央で小林慶行がヘディングでそらし、ファーサイドにボールが流れる。そこにフリーでいた冨田大介の左足ボレーシュートが、名古屋のゴールネットを揺らした。
 だが、主導権の奪い合いの中、より多くのチャンスを流れの中から得ていたのは名古屋だった。前半は江角の奮闘もありしのぐが、後半に入ると形勢は逆転。「自分たちを信じよう。ネバーギブアップ」とストイコビッチ監督に送り出された名古屋の選手たちが大宮ゴールに襲い掛かってくる。大宮にしてみれば、それも想定内の話で「相手に持たせて、こっちがカウンターというイメージはもっていたのだが」と主将・小林慶行は振り返っている。しかし11分、12分と続けて失点。
 特に2点目に関しては大いなる反省材料だ。11分は相手CKから、こちらも大宮の1点目のように長身DF(増川)をフリーにしてしまい、足で決められる。そして、問題の2点目。「1−1を長く続け、その中で勝機を見出していかないと」と樋口監督も強く言うように、あまりにもあっさり決められてしまった。しかも流れの中から、自分たちのミスでの失点に選手たちはうなだれた。
 その後、樋口監督は交代カードを切り逆転を狙うが、結果は変わらず。途中出場のデニス・マルケスが、惜しいシュートを放ち、昨季のような期待感を持たせてくれたが、それも得点にはつながらなかった。

 一方名古屋にしてみれば「勝てる試合をしっかり勝った試合。これまでの相手よりも強く、ビハインドを負った。でも崩れなかったことは自信になる」(楢崎正剛)という試合。名古屋からは、連戦をものともしない、力強さが感じられた。樋口監督も「力負け」という言葉を使い敗戦を振り返った。

負けはしたが中3日で、次節がやってくる(4/5・土・13:00 vs大分)。大宮は幸運にも次もまたホームで戦うことが出来る。この日の反省を同じ場所で生かすチャンスがすぐにやってくる。そう考えれば連戦もそう苦ではないに違いない。

以上
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