今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第6節 徳島 vs 福岡】プレビュー:芽生え始めた自信を枯らせるわけにはいかない徳島。安定した戦いを続ける福岡のプレスをくぐり抜け、連勝を手にできるか!?(08.04.06)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月6日(日)J2 第6節 徳島 vs 福岡(13:00KICK OFF/鳴門大塚
-ゲームサマリーはこちら-
-徳島へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
J2勝敗予想ゲーム-5日13時投票締切!-

----------
前節の湘南戦、徳島は美濃部監督の掲げるアグレッシブなプレーを随所に展開。そしてついに今季初勝利を手にした。しかも開幕戦から陥っていた決定力不足が嘘のような3ゴールを奪っての見事な逆転勝ち。きっとこの勝利はチームに自らの目指すサッカーへの自信も芽生えさせたに違いない。

しかし、だからと言って楽観的にばかり捉えることなどもちろん出来ない。結果が出たのはまだその1試合に過ぎず、挙げた得点もFWドゥンビアの個人能力に頼るところが小さくなかった。さらに言うなら、守備においてはこれまでからの改善があまりなされていなかったのが現実だ。確かに個々の粘り強い守りはあったものの、残念ながら組織としては再び幾つかの課題を露呈・・・。いずれにしても、勝ちはしたが安定感を感じるまでには未だ至っていないのが徳島の現状と言えよう。

それに対し福岡はここまで、他のチームから見れば憎らしいほどの安定感を見せている。5節終了時点で2勝1分1敗(1節は試合なし)とその戦績だけを見ればスタートダッシュに成功したとは言い難く、また昨季の現時点(消化は同じく4試合)ですでに11得点を上げ爆発的な攻撃力を示していたことを思い返せば(今季はまだ6得点)、一見その凄さがトーンダウンしたようにさえ思われる。が、試合の内容に目を向ければそれが間違いであることに気付く。愛媛を退けた前節、リトバルスキー監督は「今日はチームとして素晴らしかった」と語ったが、それまでの3試合でもチームは続けて好パフォーマンスを披露。波の少ない安定した戦いを続ける彼らには昨季以上の強さも感じられる。
と、そのように安定感では大きく差のある両者だが、今節の一戦は『福岡の中盤のプレスさえかいくぐれれば徳島に勝機あり』と見る。

福岡の安定した戦いを支えているのは紛れもなく中盤でのプレス。タレイが牽引する早く激しいそれが相手の攻撃の芽をことごとく潰すことで結果自分たちのリズムを作っているのは間違いない。そしてそれは今節も例外でなく、徳島はその強烈なプレスを受けることになるはずだ。しかしながら、ひとりひとりの早い球離れとシンプルな前線スペースへのボール供給を実践できれば、徳島はそれをかいくぐることも可能になろう。その上、徳島には幸いなことにドゥンビアの調子が今尻上がりなのだ。前節驚異的なスピードで湘南の守備網を切り裂いたが、今節もスペースへ流れる彼に早いタイミングでボールを預けることができたなら、少なくともチャンスは切り開いてくれるに違いない。あとは、2トップの相棒・阿部、思い切った飛び込みを見せる玉乃らがいかに絡んでゴールネットを揺らせるかということになるだろう。

ただ逆に、狭い中盤のエリアで中途半端なポゼッションを試みようとすれば福岡のプレスの餌食となり、前線へボールを送ることさえ難しくなる。さらに低い位置でボールを奪われようものなら致命傷をも負わされかねない。福岡が自慢のプレスを効かせてできるだけ高い位置でボールを奪い、組織的な課題が消し切れない徳島守備陣を一気に突き崩そうとするのは明らかなのだから。

最後に話を徳島のチーム状態に戻すが、前節終了後の阿部の言葉は確かにその通りだと思わせた。「勝っていけばいい方向にいく」。ひとつの勝利によって芽生えた自信はさらに勝利を積み上げることで着実に育っていき、その繰り返しがチームに花や実をもたらす。自信から生まれる思い切り良いプレーは不思議と得点を呼び、守備の問題さえも解決に向かわせるのだ。だからこそ、今節徳島は是が非でも負けられない。ようやく芽生えた自信をいきなり枯らさないために、早速次の勝利という新鮮な栄養剤を手に入れなくては。

今節もドゥンビア頼みの部分が大きいことは否めないが、それも今はまだ仕方ない。まずはとにかく勝利を重ねることが先決。とは言え、他の選手たちの奮起も期待しつつ、未勝利という呪縛からようやく抜け出した徳島の戦いに注目したい。

以上

2008.04.04 Reported by 松下英樹
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着