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【J2:第6節 熊本 vs 山形】プレビュー:ともに1勝1分2敗の勝ち点4。2月の練習試合で0−4と敗れた熊本が、ホームで山形へのリベンジを狙う。(08.04.06)

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4月6日(日)J2 第6節 熊本 vs 山形(13:00KICK OFF/熊本
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 確かに、それまで2勝1分で4位につけているチームにしては、前節の鳥栖は良くなかった。もちろん、キックオフ前から降っていた雨の影響もあったし、風上にエンドをとったチームに100%有利に働く強風の影響もあった。だが、その条件はお互いに同じ。先制されながらも、それまで無失点だった鳥栖のGK赤星拓から今季初のゴールを奪って追いついた熊本にとっては、同じ勝ち点1でも、決して少なくない自信を植え付ける材料のひとつになったと言っていい。

 その鳥栖戦でメンバーを入れ替えた最終ラインは、山形戦でも変わらない見通し。失点場面で鳥栖のFW金信泳にうまく身体を入れ替えられたDF河端和哉も、「あれは僕のミスだったし、山形でも特に誰に要注意ということは考えていない。自分のプレーをしっかりやるだけ」と淡々と話し、池谷監督も「立ち上がりからしっかりプレッシャーをかけて、うまくゲームに入れれば主導権は取れると思う」と読んでいる。もちろん、リチェーリ、長谷川悠、豊田陽平など、スピードと高さを兼ね備えた山形のFW陣に対しては「強烈なイメージがあるので、集中してやらないとやられる」(DF矢野大輔)と十分警戒している。CBタイプを4人並べたバックラインをあえていじらない背景もそこにある。

 鍵になるのは中盤。強力なFWをターゲットにサイドからのクロスを多用する山形の攻撃に対して、外に追い出してSHとSBで挟みこみ、起点を潰したいところ。その点でポイントになる両SHだが、中盤での守備を意識した新たなオプションとして、4日の紅白戦では本来SBの有村光史と市村篤司を配置して試した。どちらも中盤での起用は今までにないが、攻撃時のクロスに加えて、守備のポテンシャルをミドルエリアで生かしたいという狙いもあるだろう。先週からだが、トレーニングでも奪いに行く部分では躊躇せずに思い切ってトライすることを改めて徹底しており、ここで機能的に連動してボールを奪うことが、山形の特徴を抑え、試合の流れをつかむ条件になる。

 問題は奪ってから。ここまで4得点とチーム全得点を挙げているFW高橋泰も自由にプレーできるはずもなく、単純なクロスを入れるだけでは跳ね返される可能性が高い。スペースへの飛び出し、奥に入れての折り返し、深い位置のマイナスからこぼれたところを狙うなど、ひと手間かける工夫も必要になってくる。その意味でも、左右のSHがどれだけ仕掛けられるかに注目したい。精度の問題はあるにせよ、積極的にフィニッシュに持ち込む回数が多ければ多いほど、自ずとチャンスを引き寄せる事ができるはずだ。

 2月のトレーニングマッチでは0−4と敗れているものの、2ヶ月前の対戦とは、システム、メンバーが様変わりしているだけでなく、運動量や連係面も向上している。もし山形が2月と同じイメージで試合に臨むようであれば、手痛いしっぺ返しを食らう事になるが、小林監督がそう甘く見ているはずもあるまい。熊本と同時にJ2入りした岐阜に5失点を食らって大敗するなど、ここまでは波がある印象の山形だが、甲府とのゲームでは手応えも掴んだだけに、熊本戦をきっかけに上昇に転じたいところだ。

 ともに1勝1分2敗と勝ち点は4で、山形11位、熊本13位とほぼ五分。KKウイング周辺に咲く桜を愛でることができるのはどちらか。帰りのバスの窓から見る風景が選手達の目に美しく映るかは、勝ち点3が手中にあるか否かにかかっている。

以上

2008.04.05 Reported by 井芹貴志
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