4月6日(日)J2 第6節 岐阜 vs 広島(16:00KICK OFF/長良川)
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前節のC大阪戦、岐阜は相手よりも攻撃の形を作り出し、多くの決定機を迎えながらも、相手GKのファインセーブもあり、無得点に終わった。失点も集中の切れ目を突かれてのものに、試合後の選手たちの表情は一様にこわばっていた。
勝てる試合を落とした。この試合の率直な印象だった。「これがウチの実力。攻撃の精度をもっと上げていかないといけない」(梅田)、「逆サイドに展開したくても、サイドで一人孤立してしまうので出せない場面があった」(北村)と、選手も課題を口にした。だが、収穫もあった。それは自分たちの課題をはっきりと見つめ直せたことだ。サイドでの数的優位が作れている時間と、そうでない時間がはっきりと分かれており、この落差がチームのバランスを崩している感があった。加えて、シュートレンジで選手が重なって、閉塞感が漂うシーンもあり、そういう細かい部分がC大阪戦では一気に表面化した。
課題をはっきりと突きつけられたことで、選手の意識は引き締まったに違いない。それはC大阪戦後の各選手のコメントにも現れているし、次なる相手は強豪・広島だけに、これで気が引き締まらないわけがない。好調を維持している梅田を軸に、もう一度コミュニケーションを取って、細かい連携の修正をしてくるだろう。
一方の広島は、ストヤノフ、高萩を出場停止で欠くが、どちらかというとポジティブな話題が多い。中でも一番大きいのは、共に怪我で戦列を離れていた柏木と高柳がいっぺんに復帰したことだ。共にゲームを作る能力に長けた選手で、ペトロヴィッチサッカーの核となるトップ下のポジションを担うだけに、2人の復帰は非常に明るい話題だ。柏木は宮崎キャンプからの離脱で、高柳も約1ヶ月ぶりの復帰ということで、試合感と周囲とのコンビネーションがどれだけ取れているかが懸念される。だが、広島は前節が休みだったため、練習試合などでじっくりと全体で調整をすることが出来、その辺の心配はなさそうだ。
彼らのほかに注目なのが槙野だ。今や広島の若きディフェンスリーダーに成長した彼に、ついにセンターでの出番が回ってきた。昨年、U-20日本代表では4バックのセンターをこなし、広島では3バックの左を任されていたが、ストヤノフの出場停止で3バックの真ん中を任されることになった。広島ユース時代やプロ1年目は、対人能力こそ高かったが、カバーリングや相手との間合いの開け方に課題を残していた。しかし、カナダU-20W杯を境に、一気に才能が開花。体を預けてからの間合いの開け方や、横へのスライドがスムーズに出来るようになり、CBとしてよりスケールアップした。彼の成長したプレーを披露できる絶好の舞台だけに、岐阜の流動的な攻撃をどう食い止めるのかに注目したい。
岐阜は『10万人動員大作戦!』の一環として、この一戦に多くの観客を呼び込むために、クラブスタッフ、持ち株会、サポーターが3日、4日に岐阜駅前などでチラシを配った。前回のホーム戦は2028人と寂しすぎる入場者数だっただけに、クラブにとっても集客面で重要な一戦となった。
岐阜にJがある喜びをまだかみ締めていない人が多いのは事実。J2最強といえる広島と長良川競技場で戦える事実は、岐阜がJでないとありえなかったことである。しかも、広島は、岐阜をJに引き上げた立役者というべき今西GMの古巣でもある。だからこそ、因縁ある強豪・広島に挑む岐阜を見に、是非スタジアムに足を運んで欲しい。強者に挑む選手たちの姿を見て、何か感じるものがあるはずだ。今こそ、スタッフ、選手、サポーター、そして観客が一丸となって、岐阜の意地を見せようではないか!
以上
2008.04.05 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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