4月5日(土) 2008 J1リーグ戦 第5節
F東京 1 - 0 札幌 (14:04/味スタ/20,180人)
得点者:12' カボレ(F東京)
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F東京が、手堅くゲームを運び1−0で勝利を飾った。F東京は今節もメンバーを入れ替え、中盤の最後尾にMF浅利悟を配す4−3−2−1システムで臨んだ。前節横浜FMに3失点した守備のてこ入れが奏功し札幌を完封した。
札幌は2試合連続の無得点試合となった。前半の早い時間帯に先制点を許したことでゲームプランが大きく崩れた。後半、立て直すために交代カードを切ったが最後までゴールを挙げることができず2連敗を喫した。
F東京は前節、横浜FM戦は2列目から飛び出してくる選手を捕まえきれず失点を重ねた。前節を踏まえ、城福監督は浅利をアンカーポジションに据えた。浅利起用の意図を指揮官はこう語った。
「浅利にはセンターバックの前でバランスを取りつつ、繋ぐ場面にも顔を出して欲しかった。また、彼が入ることでコンちゃん(今野)がより攻撃的にいけるようになる。コンちゃんには裏のスペースや、相手の嫌なところに出ていって欲しかった」
浅利は城福監督の期待に応え、最終ラインの前に入り危険なスペースを埋め続けた。加えて要所では前線にも顔を出し攻撃に厚みを加えた。決勝点は、攻守に奮闘した浅利によってもたらされた。
前半12分、羽生、大竹と繋いだボールを浅利がダイレクトで前線へ送る。
「アシストはたまたま。カボレが上手く決めてくれた。ただ、もう少し、前を狙いたかったけど、ショートしてしまってイーブンボールになってしまった」(浅利)
浅利からカボレに送られたパスは、札幌DF曽田と競い合うイーブンボールとなった。だが、カボレは追いすがる曽田を振り払うと、左足ボレーで先制点を挙げた。このゴールを最後まで守りきり、F東京は、ホーム味スタでは天皇杯TDK戦(2−1勝ち)以来となる6ヶ月ぶりの勝利を飾った。
札幌は、昨季チーム得点王のダヴィ不在が響いた。「特に攻撃では前線でボールが収まらず簡単に相手にボールを渡すことが多かったように思う。そこから個人技で点を取られてしまった」(三浦監督)。攻撃のほとんどはクライトン頼みとなり、F東京にとっては狙いどころがつけやすい展開に。前線と中盤双方にタメが欲しかった。三浦監督の戦術はチームに浸透しており、後は「個人技術、個人戦術の問題」(三浦監督)か。ただ、けが人もチームに復帰しており、6年ぶりに戻ってきたJの舞台で巻き返しを図りたい。
F東京はGK塩田が「両サイドバックに前に行き過ぎるな」と指示を送ったとおり、現実的な姿勢で勝点3を取りにいった。前半戦は、いかに勝点を積み上げることが出来るか。先にある理想のためには、今は足場を固めることが先決なのかもしれない。
以上
2008.04.05 Reported by 馬場康平
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