4月12日(土)J1 第6節 横浜FM vs 柏(14:00KICK OFF/日産ス)
-ゲームサマリーはこちら-
-横浜へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
★J1勝敗予想ゲーム-12日13時投票締切!-
----------
前節、2位・名古屋グランパスとアウェイで対戦し、0−2で敗れ1つ順位を下げ4位タイとなった横浜F・マリノス。この試合では、ゲームの主導権は握っており、決して調子が悪いわけではなかった。今節は、11位の柏レイソルをホームに迎える。4位と11位の対決ながら、勝点差はわずか「2」。柏にとっては一気に順位を上げるチャンスだ。
「よく動くよね。誰が試合に出ても同じサッカーができるし、攻守の切り替えが早い」
9日の横浜FMの練習後、桑原隆監督は、今季の柏の印象を聞かれると、そう答えた。柏は昨季同様、石崎信弘監督が取り組むプレッシングスタイルがベース。前節の新潟戦はスコアレスドローではあったが、前線からの激しいプレスで新潟を苦しめた。
横浜FMは昨季、ヤマザキナビスコカップを含め、柏とは4度対戦し、1勝3敗で負け越している。しかも敗れた試合はすべて無失点に終わっている。
「柏のDFに踏ん張られて守り切られ、こちらがポロッと点を取られた」
大島秀夫は負けパターンをそう振り返る。昨季の横浜FMは、時間をかけず一気にゴールを襲う「縦」への攻撃が最大の武器だった。それが相手の柏のプレスの網に掛かっていたようにも思われる。しかし、今季は攻撃にアクセントが加わった。それを生み出すのが司令塔のロペス。抜群のボールキープ力でタメを作り、「縦」だけではなく「横」、つまりサイド攻撃も有効に引き出せ、攻撃が多彩になった。ロペスがこの試合でも、柏の寄せの早いDFをかいくぐり、攻撃に変化をもたらし、チャンスを演出できるかが見どころだ。
一方の柏は、サイドで主導権を握りたい。名古屋戦で横浜FMは、4バックの相手が仕掛けてくる流動的なサイド攻撃に幻惑され、先制点も右から崩されて許した。柏も名古屋と同じく4バックを敷く。突破力のある太田圭輔を右に、キープ力のある茂原岳人を左に配し、その2人のMF+サイドバックによる攻撃は威力十分。名古屋の横浜FM戦の戦い方をヒントにすれば、勝利に近づけるはずだ。そして李忠成が、対峙する中澤佑ニを中心とする横浜FMの3バックを相手に、1トップとしてスペースを効果的に使い、揺さぶりをかけられるかもポイントだろう。
横浜FMでもう一人、気になる選手がいる。ロペスとともに今季加入したロニーだ。元ブラジル代表の点取り屋として期待を集めているが、いまだノーゴール。名古屋戦後は、ビデオで試合を見直して反省し、監督とも話し合ったという。しかし、それはネガティブなものではなく、自ら行動を起こし監督を呼び、「自分のプレーで気づいた、直すべきところを監督に伝えた」(ロニー)という前向きなもの。桑原監督もロニーが初得点を決めるのは「きっかけだけ」と信頼している。彼が覚醒すれば、横浜FMの攻撃はより迫力を増す。柏戦でこそ、うっぷんを晴らすゴールを決めてほしい。
以上
2008.04.10 Reported by 小林智明(インサイド)
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第6節 横浜FM vs 柏】プレビュー:連敗を避けたい横浜FMは、ロペスが柏のプレスの網を破りゴールを狙う。柏はサイドの制圧と李の頑張りに期待(08.04.11)
- 終盤戦特集2025
- アウォーズ2025
- 明治安田J1昇格プレーオフ2025
- 明治安田J2昇格プレーオフ2025
- J3・JFL入れ替え戦
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 月間表彰
- 2025 移籍情報
- 2025 大会概要
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- 2025 Jリーグインターナショナルユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE













