4月13日(日)J2 第7節 湘南 vs 甲府(16:00KICK OFF/平塚)
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荒れた試合とはいえ、勝利の味自体は悪くなかったろう。甲府は前節、退場者を2人出しながらもC大阪の猛攻を耐え凌ぎ、待望の今季初勝利を手にした。課題だった決定力も今季初出場の宇留野純がゴールを決め、ジョジマールも2得点を挙げた。お家芸のパスワークで組み立て、スペースをつくり使い、素早くフィニッシュまで持ち込む。今節は秋本倫孝と桜井繁を出場停止で欠くが、前節に手応えと結果を得た甲府のサッカーを披露したいところだ。
前節の勝利の大事さは、迎え撃つ湘南も同様だった。徳島に惜敗して臨んだ草津戦、おまけに敷島のイメージはけっしてよくない。思えば昨年の第1クールには終了際に2失点を食らい、遠征の鞄以上に重い足取りで帰途に着いたものだ。しかし、前節はそうしたネガティブな要素を払拭してみせた。「今日の試合をターニングポイントにしよう」と菅野将晃監督に送り出された選手たちは、前半からアグレッシブにゴールを目指す。結果、リンコンが今季初ゴールと決勝弾を沈め、大卒ルーキーの永田亮太はその2得点に絡む躍動を見せた。
そしてチームとしてなによりも大きかったのは、逆転勝ちしたことだろう。前半は攻勢に出るも幾度か訪れた決定機を敵に阻まれた。迎えた後半、草津にカウンターを許し、逆に先制点を与えてしまう。そんな悪い流れを、前述の交替選手の活躍もあり、断ち切ったわけだ。たしかに、辛勝ではあった。ただ劣勢を覆したリバウンドメンタリティは、勝利とともにつぎに繋がる、繋げるべき、湘南の培ってきた姿勢に他ならない。戦前、斉藤俊秀は1年前の敗戦を引き合いに出し、「勝つことによって昨季の自分たちを超えられる」と話していたが、その言葉どおりに結果を残した。転じて、今節も変わらぬ湘南のサッカーが求められる。
湘南はジャーン、そして甲府も守備の一角を出場停止で欠く。いずれもスタメンに抜擢される選手たちの奮起が期待されよう。GK金永基は前節の試合後、「流れが変化したときに、いかに対応するかがポイント」と自分たちを冷静に分析した。甲府の攻守の切り替えとスピードあふれる攻撃には、つねに注意を払いたい。
両者の対戦成績はこれまで9勝9敗6分と、がっぷり四つだ。もちろん戦績を一歩リードし、また今季初の連勝も狙いたい。さらにいえば、広島と鳥栖、横浜FCという上位3チームに次いで負け数の少ない甲府が勝利に味を占めれば、たちまち脅威へと変貌する。シーズンの今後を見据えたうえでもここで一度叩いておきたい相手だ。ハードワークが肝となる両者の対決にあって、90分超の展開は一瞬たりとも予断を許さない。
以上
2008.04.12 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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