4月12日（土） 2008 J1リーグ戦 第6節
千葉 2 - 4 大宮　（16:03／フクアリ／11,091人）
得点者：21' デニスマルケス（大宮）、31' デニスマルケス（大宮）、73' 坂本將貴（千葉）、86' 新居辰基（千葉）、88' 片岡洋介（大宮）、89' ペドロジュニオール（大宮）

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●ヨジップクゼ監督（千葉）：

「まず、今日の敗戦で非常に厳しい状態に追い込まれている。今日の相手は順位を見ても非常に強い相手ではないチームだったので、今日は絶対に勝つというところで負けてしまったということで、今、すごく厳しい状態になっている。

前回の試合と同じように前半が非常に悪く、ましてやホームゲームだったが、前半はリズムをつかめないということで、個人技で２点を取られて、最後も個人技で２点取られたという結果になった。後半に関しては少しずつリズムをつかめて、中盤をまず変えて、クリエイティブな選手を入れて、攻撃的なサッカーをしてだんだんよくなってきたが、最後にディフェンスの集中力が欠けてまた２点を取られたことは残念だ。現時点は、この厳しい状態は変わらないが、今は努力して続けていくしかない。努力することによって必ずチャンスは生まれてくると思う」

Ｑ：今日の後半は新居選手と馬場選手が入ってかなりリズムが生まれたが、最初から彼らを使うというプランは？
「まず新居に関しては怪我が治って復帰して間もないということで、チームへの合流が最近のことなので、そういう意味では後半からになった。馬場に関しても、前節の鹿島戦の前あたりから復帰したが、また足首を痛めてという形で完全な状況ではなかったので」

Ｑ：米倉選手を後半から右サイドバックで使ったが、ここ何試合かは前目のポジションやボランチなどいろいろなポジションをやっているが、どのポジションがいちばん適しているのか？
「まず米倉にとってのいいポジションはディフェンシブハーフだが、今日は右サイドバックの松本が怪我をしていて、そこをできる選手ということで後半に使った。前半は市原を使ったが、守備面ではいい部分はあったが、やはり攻撃面ではなかなか攻撃的なサッカーができなかったので、後半から代えた。試合前には益山を使おうと思ったが、まだまだ若いので、迷った結果、今日は市原を使ったが、次の試合は益山を使おうと思っている」

Ｑ：前半は悪かったということで、ハーフタイムにはどのような指示をしたのか？
「まずモチベーションというよりは集中力が欠けていたという意味で、集中しろということを強く言った。チームの問題としては中盤がとても問題で、ボールをキープできない、ボールを回せない。プレーメーカーであるという選手がいないので、後ろからボールをつなぐという意味で、もっと落ち着いてボールを回せということも伝えた。後半に関してはディフェンシブハーフにフルゴビッチを入れたが、プレーのアイデアが速いので、そういう選手を入れてなるべく前にボールを運ぶということ、あとはもうホームゲームだし、やる気を持って強く戦えということを強調して言った」

Ｑ：いいところまでいきながら勝てない原因はどこにあるのか？
「最初に相手に点を取られるということで、ディフェンスにまわらなければいけないため、なかなか点を取れない、勝てないということが続いている結果だと思う」

Ｑ：結果的に２試合連続で４失点の敗戦になったが、守備の立て直しについてはどのようにするのか？
「もちろん選手を変えてできるという問題ではないが、いい選手をもう一回改めてポジションにつかせて、そこから決めていこうと思っている。はっきりまだ決まっていないが、怪我から復帰した青木良太であったり、経験豊かな池田であったりというのを練習で、もう一回実戦で使っていこうと思っている」

以上