4月16日(水)ヤマザキナビスコカップ 浦和 vs 京都(19:00KICK OFF/駒場)
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4連勝を飾った日曜日の鹿島戦から中2日、会場を今季初の駒場に移して、浦和はナビスコカップ第3節で京都を迎える。
リーグ戦同様、ナビスコカップでも1分け1敗と出遅れただけに、ホームでどうしても勝点3が欲しい浦和。「基本的には変わらない」(エンゲルス監督)と鹿島戦での先発メンバーから動きはないようだが、リーグで連勝中の勢いをそのまま持ち込むことはできるだろうか。
前回、アウェイの対戦時(3月23日)には、前半にエジミウソンのハットトリックの活躍で3対1とリードしながらも、後半は相手のシステム変更に対応し切れず失点を重ね、結局は3対3のドローに終わった。同じ轍は踏みたくない。
2試合を終えてグループ最下位、勝点4で首位に立つ京都にこれ以上リードは許せない状況だ。
鹿島戦では永井の2ゴールがクローズアップされたが、勝利を拾った裏にはそれ以上に失点をゼロに抑えた守備陣(とくにGK都築)の奮闘があったことは見逃せない。「失点をゼロに抑えたことこそ、ウチらしい」(闘莉王)。まずはしっかりとした守備で、試合のリズムを掴みたい。
攻撃では、今季未だゴールがないFW高原にゴールが生まれるかも注目といえる。オフに話題を集めた日本を代表するストライカーだが、浦和入り後は調整に苦しみ、動きに凄み、キレが感じられない。鹿島戦でも先発しながら45分でピッチをあとにしているだけに、そろそろ意地を見せたいところだろう。
一方、1勝1分けでグループ首位に立つ京都は、リーグでもここ2試合は、川崎F、神戸を連破するなど、好調だ。昨季は広島との入れ替え戦の末、ギリギリでJ1昇格を決めたものの、今季は公式戦8試合を戦い、ここまで黒星はひとつだけ。決して豊富な戦力を誇っているわけではないが、理に適った戦い方で接戦をものにしている印象が強い。
オフに柳沢(←鹿島)、佐藤勇(←千葉)、シジクレイ(←G大阪)らJ1経験者をバランスよく補強しただけでなく、加藤監督の展開を見た采配もここまでは当たっている。
4月5日の川崎F戦(J1第5節)では柳沢が決勝弾、日曜日の神戸戦(J1第6節)では田原が2ゴールとFW陣が結果を残しており、チームとしての流れもいい方向にあるといえる。
敵地で浦和を叩ければ、決勝トーナメント進出の可能性も大きく開けてくるはずだ。
豪華な陣容の浦和に対して、巧みな戦い方が目立つ京都がどう挑むのか。両監督の采配を含め、その辺に注目しても面白い一戦といえるだろう。
以上
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