4月16日(水) 2008 ヤマザキナビスコカップ
名古屋 2 - 0 神戸 (19:00/瑞穂陸/4,154人)
得点者:68' 杉本恵太(名古屋)、76' 藤田俊哉(名古屋)
★第1日&2日分ハイライト公開中!J's GOAL ヤマザキナビスコカップ特集はこちら-
----------
GK楢崎、MF中村、吉村、そしてFWのヨンセン、玉田といったベテラン勢のほか、このところ厳しい守備を強いられながらも無失点に抑え続けていたDF陣の中からは若手の吉田と竹内にも休養を与えた名古屋。GKは西村、センターバックはバヤリッツァと増川、サイドバックは阿部と青山を起用。ボランチに藤田と山口、両サイドはマギヌンと小川、2トップは杉本と巻という布陣。守備とサイド攻撃の要を残しつつ、ボランチに藤田を入れることで中盤を落ち着かせ、若い2トップを活かそうという布陣は、ヤマザキナビスコカップも獲りに行くストイコビッチ監督の思いが表れていた。
対する神戸も、負傷のレアンドロはもとより、大久保やボッティといった攻撃の要を温存し、FWには馬場がプロ入り初先発。また、DFでもサイドバックに近藤を起用するなど、フレッシュな布陣。スタメンを見る限りでは、名古屋有利かと思われた。
ところが前半は、マギヌンや小川、藤田といった攻撃にスパイスを与えるところを神戸に抑えられ、なかなか自分たちのサッカーをさせてもらえない。攻撃の際もうまくパスがつながらず、名古屋らしいテンポの良い攻撃ができないもどかしさからか、最後のクロスの精度の低さやミスなどにつながり、バタバタと落ち着かない試合展開を強いられていた。その中でもチャンスは訪れるが、ゴールには届かない。逆に、何度か小さなピンチを作られるといった状況。少し硬さが感じられた試合展開で、結局、名古屋はリズムを作れず前半を0−0で折り返す。
しかし後半は、前半とはガラリと変わる展開となった。
ハーフタイムで青山から三木へメンバーチェンジした名古屋。前半の流れを変えられず、なかなか落ち着かない試合となっていたが、62分、山口を下げて米山を入れたところから、徐々にボールが名古屋のものになっていく。本来ならばDFの米山がボランチに入ったことで、守備のバランスが保たれ、藤田がより攻撃的になったことで、名古屋の攻撃が活性化されていった。
そして68分。マギヌンから出た絶妙なパスに杉本が反応。GKが正面にいたが思い切りよくシュートを放つと、GKの股の間をボールが抜け、待望の先制点が決まる。その直後、マギヌンを下げて深井を投入すると、先制点で硬さがほぐれたこともあったのか、一気に名古屋がスピードアップ。ボールを支配し、名古屋らしいテンポの良い攻撃を見せ始める。76分、積極的に攻めていた深井がクロスを上げ、一度はヘディングシュートがバーに弾かれるが、絶妙のポジションをとっていた藤田がこぼれ球を押し込み、追加点。神戸を撃沈した。
神戸は失点するまで良い形で戦えていたが、好調の名古屋を抑えることができなかった。終盤に足が止まってしまったことが悔やまれる。しかし、これが好調の名古屋との差か…。現に、名古屋はリーグ戦では先発のチャンスがない選手が活躍し、勝利を引き寄せた。苦しくてもゴールを割らせないサッカー、そして何より、神戸が何度かあったチャンスをものにできていれば大きく流れは変わったはずだ。
名古屋はこの1勝でヤマザキナビスコカップ予選リーグAグループで首位に躍り出た。層が厚くなったことも感じさせてくれたこの1勝は、名古屋の未来を変える大きな1勝となるに違いない。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 神戸】レポート:後半2得点で神戸に快勝の名古屋。リーグ戦の流れを止めず、ヤマザキナビスコカップでもグループ首位に躍り出る(08.04.17)













