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【J2:第8節 C大阪 vs 熊本】レポート:「物足りない」中で結果を出したC大阪が連敗ストップ、熊本は敗戦の中にも確かな手ごたえ。(08.04.20)

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4月20日(日) 2008 J2リーグ戦 第8節
C大阪 1 - 0 熊本 (13:04/長居/8,382人)
得点者:84' ジェルマーノ(C大阪)

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 2連敗中のC大阪が、今季J2に初参戦した熊本を迎えた。レヴィー・クルピ監督は、いまひとつフィットしないFWカレカをベンチに下げ、小松塁、森島康仁の長身ストライカーを前線に、サイドハーフには左に香川真司、右に柿谷曜一朗を配した。いずれも2006年加入で、長く一緒にプレーしている選手同士ということで、立ち上がりからこの4人がコンビネーションの良さを見せた。

13分には、GK山本浩正のキックをFW森島康仁が落とし、後ろから走りこんだ香川がシュート。18分には、左サイドの香川がサイドチェンジし、右で受けた柿谷がクロス、ゴール前の小松がヘディングで飛び込んだ。21分には、左の香川から右の柿谷につなぎ、上げたクロスを森島康仁が落として、最後は小松がシュート。何としても先制して主導権を握る、というC大阪の強い気持ちが伝わってきたが、シュートはいずれもゴールマウスをそれた。

 対する熊本は、「中盤の守備、奪うところはアグレッシブにできて、そのなかでいい形が作れていた」と、池谷友良監督が振り返ったように、前半からボランチはボディコンタクトをいとわない激しい守備を見せた。また、バックラインではベテランのCB上村健一が踏ん張り、空中戦でも強さを見せた。チャンスの数は少なかったが、奪ったあとはすばやく前線にボールを運び、C大阪のゴールを脅かした。

 0-0に終わった前半を受けて、C大阪のレヴィー・クルピ監督はすばやく次の手を繰り出した。FWの森島康仁に代えて、ルーキーの白谷建人を投入したのだ。「パワーのあるゴール前で体の張れる選手から、スピードある白谷というタイプの違うFWを入れて、流れを変える」ことが狙いだった。後半に入っても、攻めるC大阪、守る熊本という状態は続いたが、得点のにおいがしてこず、こう着状態が終盤まで続いた。

 80分、C大阪は再度流れを変えることを試みた。柿谷と中山昇を下げて、羽田憲司と酒本憲幸を入れ、4-3-3のシステムに変更したのだ。酒本を右サイドバックに、羽田憲司を3人のボランチの真ん中に入れ、前線は、小松、白谷、香川の3人という形だった。そしてその交代の4分後。ついにゴールネットが揺れた。左サイドでパスを受けた丹羽竜平がクロスを送り、ファーサイドで白谷がヘッドで折り返した。最後は飛び込んできたジェルマーノが頭で押し込み、ようやくゴールをこじ開けた。

 その後、最後まであきらめない姿勢を見せた熊本だったが、追いつくことはできなかった。フィニッシュのところなど、攻撃面での課題をあげた池谷監督だったが、「今日で7戦目ということで、確実によくなっているなという実感をもてた。相手がセレッソだということで、そういうチームと互角に戦っていけることを確認できたというのが、今日最大の収穫」と、手ごたえを口にした。終盤での失点に選手たちは悔しさを隠さなかったが、「そういう悔しい気持ちがこのチームにとっては大事なこと」(池谷監督)と、ポジティブにとらえた。

 一方のC大阪。連敗を2で止め、勝率を5割に戻したことで、監督、選手ともにホッとしたというのが正直なところだろう。「内容的には物足りない。両手を挙げて喜べる勝利ではない」とはレヴィー・クルピ監督の感想だ。ボールを支配しながら、シュートが入らない。シュートに至ることすら少なかった前節(広島戦)と比べれば、良くなったというべきかもしれないが、試行錯誤はしばらく続きそうだ。

以上
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