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【AFCチャンピオンズリーグ 北京国安 vs 鹿島】プレビュー:グループステージ突破のかかる大一番。厳しいアウェイの環境の中、底力と総合力を示したい鹿島(08.04.23)

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4月23日(水)AFCチャンピオンズリーグ
北京国安 vs 鹿島(21:00KICK OFF/北京)
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「北京国安戦は前半戦でいちばん大事なゲーム。僕らのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)がここで終わるかどうかが決まる重要な試合になる」と、岩政大樹は先週末19日のガンバ大阪戦後に力を込めて話していた。
 彼の言うように、明日23日に敵地・北京で行われる北京国安戦は、グループステージ突破が懸かる大一番といえる。
 3試合終了時点での2008年ACLグループF組の戦績をおさらいすると、鹿島が3勝の勝点9、北京国安(中国)が2勝1敗の同6、クルンタイバンク(タイ)が1勝2敗の同3、ナムディン(ベトナム)が3敗の同0となっている。最終的にグループステージで勝点で並んだ場合には、順位決定の優先順位は当該チーム間の勝点によることになっている。明日の一戦に勝てば、もう1試合の結果によっては鹿島の準々決勝進出が決まるというわけだ。
 そうなれば、5月の残り2試合(7日のクルンタイバンク戦=ホーム、21日のナムディン戦=アウェイ)を消化試合にすることができる。ここからゴールデンウィークの過密日程も待っているだけに、少しでも主力選手を休ませられる状況になるのはオズワルド オリヴェイラ監督にとっても喜ばしいはず。ここは何としても勝ちきりたい。

 しかしこの頂上決戦を前に、新たな懸念材料が出てきた。今季開幕からゴールラッシュを続けていたエース・マルキーニョスがG大阪戦で負傷し、北京遠征に帯同しなかったのだ。浦和、G大阪とここ2試合のJリーグでは不発だった彼だが、4月9日のホーム・北京国安戦ではダニーロの決勝点をアシストするなど、大舞台での存在感はやはり際立っている。その大黒柱がいないのは心配だ。それでも本山雅志は「今のアントラーズなら、誰が出ても問題ない」と強調していた。こういう厳しい時こそ、田代有三ら他のFW陣の奮起が求められる。

 マルキーニョスの代役にはダニーロか興梠慎三が入ると見られる。右足甲を痛めてホーム・北京国安戦から公式戦3試合連続で先発を外れている野沢拓也が戻ってくれば、ダニーロが前線に上がって田代と2トップを組むだろう。野沢のスタメンが無理と判断された場合には、ダニーロが中盤、興梠がFWを務めることになる模様だ。

 鹿島は22日午前、試合会場のFeng Tai Stadium(北京)で公式練習を行ったが、それを見る限りだと、野沢は問題なくプレーできそうな様子。ダニーロはFW出場の可能性が高そうだった。いずれにせよ、3試合続けてFW陣からゴールが生まれていないだけに、この大一番で底力を見せたいものだ。
 最終ラインも左サイド・新井場徹の状態がまだハッキリしない。公式練習では途中のハーフコートでのミニゲームまでは普通にこなしていたが、最後のセットプレー練習の時は別メニューで調整した。それでもオズワルド オリヴェイラ監督が「新井場は問題ない」とG大阪戦後に自信を見せていただけに、明日は先発復帰が濃厚といえる。新井場の代役を務めた石神直哉も決して悪くなかったが、新井場の爆発的なスピードと打開力、決定力に比べると見劣りする部分がある。北京国安のようなタフでパワフルな相手には、新井場の個の力は是が非でもほしい。

 一方、グループステージ突破のためには「勝利」しかない北京国安は、背水の陣で挑んでくるだろう。基本布陣は前回と同じ4−4−2が有力だが、鹿嶋でのゲームで退場した左サイドバック・ZHOU Ting(背番号4)が出場できない。この穴をどう埋めるかが、1つのポイントになりそうだ。
 それでも、ZHANG Shuai(背番号3)やXU Yunlong(背番号13)ら中国代表経験者を揃える最終ラインは依然として手堅い。チアゴ(Tiago Jorge HONORIO、背番号10)、TAO Wei(背番号15)、マルティネス(MARTINEZ RAMOS Walter Julian、背番号20)ら攻撃陣も多彩で、個人能力が高い。最近の国内リーグでは得点力不足にあえいでいるというが、イ・ジャンソ監督は「この状態でもゴールチャンスを数多く作っていくことが大切だ」と前向きに話していた。

 前回対戦で、10人になっても鹿島に見劣りしない内容のサッカーを見せたことも、選手たちの大きな自信になっているに違いない。加えて今回は地元サポーターの声援という味方もついている。守備的だった前回とは全く異なる積極的なサッカーを頭から仕掛けてくるはずだ。
 北京国安は間違いなくアジア屈指の強豪クラブである。そんな相手の迫力に押されず、鹿島らしいサッカーを貫くことが、勝点3確保につながる。「今回は非常に大事な試合だけど、いつも通り戦うだけ」とキャプテン・小笠原満男も淡々としていた。浦和、G大阪との最近の2試合は1分1敗と結果こそ満足いくものではないが、内容的には完全に主導権を握りゲームを支配していた。そのことに指揮官も選手たちも手ごたえを感じている。その積み重ねとチーム全体の総合力を今回も出し切ることができれば、グループステージ突破は自ずから見えてくる。

以上
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