今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs メルボルン】レポート:山崎の2ゴールでG大阪が快勝!決勝トーナメント進出に王手(08.04.24)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月23日(水) AFCチャンピオンズリーグ
G大阪 2 - 0 メルボルン (18:59/万博/8,132人)
得点者:31' 山崎雅人(G大阪)、57' 山崎雅人(G大阪)

----------
「山崎も1本とれれば、ね。とはいえ、それ以上にチャンスメイクをしてくれたり、他の選手を活かしたりチームのために献身的にプレーしている部分は大いに評価しているから。ただ、FWで出場している以上、本人も1点とれればと思っているだろうし、実際、1つ出ればまたプレーの幅も変わってくると思う」。
 これは、遡ること10日ほど前。公式戦での先発起用が続いていた山崎に対する、西野監督の期待を込めての評価だが、実際、それに呼応するかのように本人も「早く1点とりたいですね」というのが、ここ最近の口癖になっていた。

 その1点が、いや、1点どころか1試合で2ゴールもとれたとなれば「やっとですからね。良かったです」と本人が安堵の表情を浮かべたのは無理もない。2月の「パンパシフィックチャンピオンシップ2008」での移籍後初ゴール以降、沈黙していたストライカーはACLグループリーグ突破のための正念場と言えるホームでの4節・メルボルン戦で、その実力を証明してみせた。

 まず、先制点となる1点目は31分。G大阪らしくパスを繋いだ流れの中からの展開。右サイドのMF橋本を起点に、中央でFWバレーがヘディングで右に落とし、それを拾ったMF遠藤から絶妙のパスに合わせたもの。FW山崎によれば「相手DFが前に入ってきたこともあって、一度前に出たあと、少し下がったらヤットさん(遠藤)がうまくマイナスのボールをくれた」という息のあったコンビネーションから生まれた一撃。そして、2点目は57分、セットプレーから。MF遠藤の直接フリーキックに対し、左ポスト前でDF山口がつぶれ、それによってフリーになったFW山崎の右足がゴールを捉える。先制し、優位に試合を進めていたとはいえ、メルボルンを完全に黙らせるためには、効果的な追加点。FW山崎を取り囲んだ喜びの輪が、そのゴールの重みを物語っていた。

 もちろん評価すべきは攻撃力だけではない。というより、全ては安定した守備があってこそ、だと言えるだろう。先の鹿島戦から落ち着いたラインコントロールを魅せていた守備陣は、この日もDF山口、DF中澤を中心に連携を深め、立ち上がりから積極的な守備でチームを支え続けた。また左肩の故障が心配されたGK松代も、痛み止めを打っての強行出場。万全なはずはなかったが、ピッチでは故障を感じさせない安定したパフォーマンスを展開。危険を早めに察知しながら、武器でもある『声』で味方を鼓舞し、西野監督を「彼の集中力と全体に対する影響力には改めて強いものがあると感じた」と言わしめた。

 対するメルボルンはと言えば終始ペースを握られ、沈黙。ビハインドを負った後半は、ロングボールを放り込むだけではなくショートパスも多用しながらなんとかゴールをこじ開けようと試みたがG大阪の高いオフサイドラインに苦しみ、決定的なシーンを作り出せない。終盤には集中力の欠如もあってか、攻めようにも更にオフサイドラインに引っかかるシーンが増え、なす術なく90分を終えたという印象。
 チームを率いるメリック監督も「ガンバ大阪の方がいい仕事をした」と完敗宣言。残り2試合を待たずしてのグループリーグ敗退に「悔しいが、選手の努力には非常に満足している。よく戦ってくれた」と選手を称える言葉を述べた。

 これでG大阪の勝点は10。同日行われたもう一つのカード『チョンブリ vs 全南』が2−2で引き分けたため、次節(5月7日)、アウェイ(バンコク)でのチョンブリ戦に引き分け以上でまずもっての目標である決勝トーナメント進出が決まる。
 ホームでは現在負けなしの戦いを続けているチョンブリだけに簡単な試合にはならないだろうが、リーグ、ACLグループリーグと試合を重ねるごとに結束を強め、『らしい』姿を示しつつある今のG大阪ならきっと、2年前には通過できなかった『グループリーグ』の壁を突破してくれる。

以上


2008.04.24 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着