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【J2:第11節 広島 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(08.05.03)

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5月3日(土) 2008 J2リーグ戦 第11節
広島 1 - 0 山形 (16:04/広島ビ/14,332人)
得点者:68' 佐藤寿人(広島)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
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●森崎和幸選手(広島)
「本当はもっと仕掛けたり、縦に速い攻撃も必要だったと思うけれど、やはり連戦で疲れいたし、身体の切れもなかった。だから、前半は横パスが多くなったけれど、あれはあれでいいと思っています。今日の勝利は大きい、と思いますね。
前に人数をかけて攻撃していると、相手がクリアするので精一杯になる。ただ、そのクリアボールがピンチを招くこともありますから。相手がフリーで中途半端なところで残っていたりしたので、あまり人数をかけすぎて攻めるとカウンターを食らう。だから、前に行ける時には行ってもいいけど、前に行ってもそんなに効果が期待できない時は後ろでステイして、こぼれ球を拾ってくれという話を、みんなにしていました。全員がルーズボールやセカンドボールに対する意識が高くて、身体が重いながらも、相手より速く反応ができていたから、ボール支配率は上がったと思います。
試合前に話していたのは、今日は山形だけが相手でなく、この暑さも敵になるということ。だから、とにかくボールを走らせて、相手を疲れさせてから勝負しよう、と考えていました。相手の守りが固いのは知っていたので、前半は0−0でもいい、と。後半はどこかでスピードアップしないといけなかったけれど、縦パスが入ったり、3人目を使えるようになったことで、得点に結びついたと思います。それは誰が指示したわけでなく、みんなの意識でできたこと。
ハーフタイム、ロッカールームで僕はみんなに『焦るな』と話をしていたけれど、僕が言わなくても、みんながわかっていた。落ち着いていましたね。1試合1試合、成長できたと思います。途中から入ってきた、ユキッチ・(柏木)陽介・(平繁)龍一、みんながいい仕事をしてくれました。ああいうフレッシュな選手が入ることで、点につながったと思います。
仙台戦がいちばん厳しい試合になると思います。ただ、今日はサポーターの声援が、最後まで足を動かさせてくれた原動力。またサポーターと一緒に戦えれば、中2日という強行日程でも、大きな力になって勝利をもぎとれると思います。日程は決まったこと。それを言い訳にせず、しっかり戦うことだけを考えてやりたいです」

●佐藤寿人選手(広島)
「槙野がボールを奪ってくれて、(平繁)龍一が突破を仕掛けてくれたこと。若い2人の力が、ゴールにつながったと思います。
今のサッカーをやって、ポゼッションのパーセンテージを高めることができれば、相手は後半運動量が落ちてくると思っていたし、そこからチャンスは生まれると思っていました。
大切なのは、どれだけしっかりゲームを読んですすめられるか。チーム全員で意思統一をもってゲームを進めることができた。前半チャンスがつくれずに、イライラしてミスが多くなって、というのはいちばんよくないこと。今日は中盤の選手が落ち着いてボールを動かして、ゲームを進められたのがよかったです。
久しぶりに、こういう引いてスペースを与えないサッカーを選んできたな、と思いました。今までの何試合かは、ウチのパスの出所に対してプレスをかけてくる形だったので、相手のDFの背後とかスペースがありましたからね。今日はゲーム中に相手がこうやってきていると感じることができて、それに対してしっかり闘えたことはよかったと思います。
相手は、ウチに対して何かしら対策をとってくる、それに対して、こちらがしっかりと対応して、結果を出していければいい。こういう戦術で闘われると勝てないというのであれば、シーズンを通して戦うことは難しくなる。この先、もっと驚くような戦術をとってくるチームが出てくるかもしれないけど、そういう時こそしっかり対応できるように、普段のプレーから質の高いプレーをやっていきたいです」

●槙野智章選手(広島)
「勝てて、気持ちいいです。
DFとして、常にリスク管理を考えてやっていました。守備では我慢して守ることができました。攻撃では人数をかけすぎないように、残っている枚数に対しては、同数もしくは1枚多く守れましたのでよかったと思います。
ゴールシーンでは、レオナルドが僕の存在に気づいてなかったので、こっそりと視野から消えて、彼のボールを奪いました。そのままドリブルしようかなと思ったんですけど、そこは、敢えて、(平繁)龍一に任せようと思いました。
セットプレーも集中できました。背の高い選手には最初からマークについていましたし、今日は全員で守れたと思います。守備については、今日はよかった。この1試合だけでなく、次に続けていきたいです。
ここまで、全員で何が悪かったかを考えてきたことで、次に生かせている。課題をそのままにせず、練習で改善できています。それが今のチームがいいところだと思います。
課題とすれば、もう少しシュートがほしい。シュートを打てる時に、パスを選択していることが多いので、もっと貪欲にシュートを打っていきたいです」

●佐藤健太郎選手(山形)
「相手の技術が高く、プレスをかけられてしまって、後手に回ることが多かった。難しかったです。映像で見るのと、実際同じピッチに立ってプレーするのとは違う。速さを感じたし、すごいなと思いました。
失点のシーンは、クリアしようとしたんだけど、深い位置でボールをかっさらわれて、そのままシュートまでもっていかれました。あそこまで運ばれたことが原因かなと思います。
相手のセンターバックが強くて、ボールを入れても全部クリアされていたので、なかなか起点ができなかったし、前にも出て行きづらかった。もう少しパスを受けてボールをさばけたら、もう少しサイドが高い位置まで押し込めたと思います。局面で個人が頑張ることも大事ですけど、もっとチーム全体でプッシュアップしていきたい。
広島の2シャドーを意識し過ぎたら、今度はボランチに簡単にターンされたりした。そこを気にしながら前に出て行くことと、ボールが入ったらしっかりプッシュアップすることを意識していたけど、相手にボールを回されて体力的に疲れてしまいました、そこから、ちょっとずつずれていってしまいました。やっぱりもっと集中して、周りを動かしていければよかったと思います」

●秋葉勝選手(山形)
「相手にすごくボールを回された。ウチのプレスが全然はまってなかったですね、前半は『危ないな』と思うこともそんなになかったし、やられてはいないけど、こっちのペースではなかった。チャンスもなかったですしね。
プレッシャーのかけ方をもう一度確認しなければいけないと思います。ボールの取りどころが決まっていなかったので、ズルズルといってしまった。うまくボールを奪えれば、広島は前がかりに来てくれていたので、カウンターでゴールまでいく形もとれたと思う。どうやって奪いにいくかが明確になれば、次につながっていく。そのためにも、もう少し前線でプレッシャーをかけたい。
攻撃はボランチが上がってくるので、そこは空くというイメージでした。チャンスはあると思ったんですが」

以上
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