5月6日(火) 2008 J1リーグ戦 第11節
新潟 3 - 0 清水 (14:34/東北電ス/36,403人)
得点者:2' 千代反田充(新潟)、61' アレッサンドロ(新潟)、83' アレッサンドロ(新潟)
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新潟が3-0で清水に快勝した。前半2分、松下年宏のフリーキックを千代反田充がヘディングで押し込んで先制。後半16分にも松下のフリーキックをアレッサンドロがヘディングで決めて追加点。38分には松下のパスを基点に最後はアレッサンドロがダメ押しの3点目を奪った。
清水はボールは支配するが、新潟の固い守備を崩せず、決め手を欠いた。
「うまくいったプレーが全部得点に結びついた」。松下はこの日の3点すべてに絡んだ。先制点は左サイドからのフリーキック。正確に中央に飛んだボールは相手に競り勝った千代反田のヘディングを経由してネットに突き刺さった。2点目は右サイドからのフリーキック。今度はアレッサンドロが相手のマークを外し、フリーでヘディング。3点目はアレッサンドロからパスを受けると、マルシオ・リシャルデスの動きに合わせて縦パスを通す。リシャルデスが処理した後ろからアレッサンドロが走り込んだ。
プレースキックに流れの中での正確なパス。持ち味のキックの正確さがことごとく得点の基盤になった。「プレースキックは前日の練習から感じがよかった。それがそのまま出たんです」。第9節東京V戦、第10節大分戦とフル出場。プレースキックを任せられた。自然と練習でける本数も増えた。清水戦前日の非公開練習でも入念にキックの調整。「相手GKに捕られないように、ニアを狙う」。千代反田との細かい打ち合わせも重ねた。その結果が早速1点目に表れた。
ゴールデンウイークを利用して母親と妹一家が故郷の鹿児島から観戦に訪れた。選手入場時には3歳になる甥を抱いてピッチに入った。「甥っ子は初めて見に来た。抱いたら重かったです」と笑う。家族だけではなく、3万6403人と今季最多入場者数を記録したビッグスワンの新潟サポーターに対しても、最高の連休の思い出を演出した。
清水は新潟にチャンスを生かされて敗れた。「ゲーム自体は支配していた」。長谷川健太監督が言うように、ボールを持ち、うまく動かしていたのは清水だった。ただ、ゴール前での力強さがいまひとつ。しっかりとブロックをつくり、内を固める新潟の守備を崩せなかった。「かきまわすことができなかった」と長谷川監督。起点となるフェルナンジーニョが寺川能人、千葉和彦の2ボランチのマークに遭い、バイタルエリアで仕事をさせてもらえなかった。シュート数は14本と、新潟の13本を上回ったが、最後の詰めを欠いた。
新潟は前節・大分戦の3失点の悪いイメージをぬぐい去る無失点での勝利。課題だったセットプレーからの得点も勢いにつながる。清水は持ち味の後半の粘り強さを取り戻すことが課題に。
収穫、課題、勢い。それぞれを生かす場は、この週末に控えている。
以上
2008.05.06 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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