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【J2:第12節 愛媛 vs 山形】レポート:勝点1を収穫と捉えるか、勝点2を失ったと考えるべきか。愛媛、山形ともに不完全燃焼の90分。(08.05.06)

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5月6日(火) 2008 J2リーグ戦 第12節
愛媛 0 - 0 山形 (13:04/ニンスタ/3,917人)
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「勝点1が取れてよかったとするか・・・」と試合後の会見で自らに言い聞かせるように語り、悔しさをにじませた山形の小林監督。その一方で「もったいない試合だった」と、こちらも煮え切らない思いを繰り返し吐き出した望月監督。どちらにも勝つチャンスはあったし、負けてもおかしくないピンチも訪れた今節の対戦だったが、最終的に両者は勝点1を分け合うことになった。

しかし、前半だけを見れば完全に山形が試合の流れをつかんだ。「はじめの10分は前からいこうと言っていて、それがハマった」と山形のDF宮沢が振り返ったように、前半8分にCKからFW長谷川がバーを叩くヘディングシュートを放つと、16分には愛媛の横パスをカットしてMF北村がシュート。これもバーに阻まれてしまったが、その勢いで21分には長谷川が、23分にはFW根本が裏へ抜け出してシュート。愛媛のGK川北の飛び出しもあって山形はゴールを奪えなかったが、この試合でFWに起用された根本が前線で起点をつくり愛媛を圧倒し続けた。

それでも「後半は運動量で勝ると思っていた」と望月監督が指摘したように、後半に入ると愛媛が息を吹き返す。左サイドバックの三上が前半の45分で負傷退場、後半にはボランチの青野も痛み、アクシデントでの選手交代が続いたものの、代わって入ったDF星野とMF横谷が積極的に仕掛けたことで愛媛に勢いが生まれる。56分には左サイドからMF江後、FW内村とつないで中央のFW横山を目がけてクロス。横山にはわずかに届かなかったが、今度は67分に横谷がドリブル突破を図ってフリーキックを獲得。しかし、このチャンスも赤井のFKはバーの上へ。結局、さあこれから、というところでミスが続いた愛媛も勢いをゴールに結び付けられず、89分にはFW若林がディフェンスラインの裏へ抜け出した場面でも1対1でGKの清水にセーブを許し、さらにロスタイムのコーナーキックでもヘディングはゴールマウスのわずかに左。勝利を信じ、ボルテージが最高潮に高まったゴール裏の期待に応えることはできなかった。

これに対して「中盤でボランチが機能していなかった」と指摘した小林監督は、木藤を左サイドバックに入れて石川を1列上げ、さらにボランチの佐藤に代えて本橋を投入したが状況は打開できず。75分に迎えたコーナーキックのチャンスもDF小原のヘディングはゴールの左へ。J初出場を果たした高卒ルーキーのMF廣瀬が、ロスタイムには長谷川にスルーパスを通す見せ場も作ったが判定はオフサイド。瀬戸内シリーズは1分1敗に終わり勝点3をつかむことはできなかった。

結果的には愛媛、山形とも攻撃には課題を抱えていたが、数多くの決定機を生み出したことは前向きに捉えるべきか。それでも山形は北村が接触プレーで負傷、次節はホームに戻れるとはいえ、中3日で水戸戦を迎えるだけに、故障続きの選手起用に関して小林監督は次節も頭を悩ませそうだ。

そして愛媛の望月監督にしても、江後の復帰で武器になりそうだった左サイドの攻撃で、三上と青野のレフティーが一度に2人欠けることになれば頭の痛い問題。こちらは中4日でアウェイ・横浜FC戦に臨むことになるが、またしてもメンバーの組み換えを余儀なくされそうだ。両チームにとって失った勝点を今節の「2」で止められるか。どちらのチームも今日の青空のように澄み渡ったチーム状況とはならないままだが、次節までに立て直すために残された時間はわずかしかない。

以上

2008.05.06 Reported by 近藤義博
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