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【J1:第11節 柏 vs 神戸】レポート:開始20分で試合を決めた柏 堅守復活で今季初の連勝!(08.05.06)

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5月6日(火) 2008 J1リーグ戦 第11節
柏 3 - 0 神戸 (14:04//9,398人)
得点者:11' 菅沼実(柏)、16' 石川直樹(柏)、19' 太田圭輔(柏)
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 前半早々、菅沼実の「本当に運がよかった」というバックヘッドでのゴールを皮切りに、次々と神戸のゴールが割られていく。苦しい試合展開に、大久保嘉人のフラストレーションがみるみる溜まっていくのが分かる。試合後、チームの出来に不満をぶつけた神戸のエースの姿こそが、柏“堅守復活”というひとつの証となった。

 柏にとっては、先取点後に訪れた際どいシーンで、神戸にミスが出たことがすべてだったのかもしれない。千葉戦に続いて安定したプレーを披露したGK菅野孝憲と、小林祐三の連携ミスを突かれ、フリーで抜け出た古賀誠史があとはシュートをゴールに撃ち込むだけだったこの場面。柏守備陣が見せた、この日唯一とも言える失態からのチャンスをみすみす逃した神戸に、勝利の女神がほほ笑むことはなかった。

 その後、先制点と同様にポポのFKから石川直樹のヘッドでの追加点が生まれると、大谷秀和の絶妙なフィードから太田圭輔が綺麗に頭で合わせてダメ押し弾。前回のホーム戦(対清水/0対2)での鬱憤を晴らすかのように、日立台は前半19分までに三度歓喜に沸くこととなった。

 ただ、柏がすべてを取り戻して復調したかと問われれば、答えには窮するところ。個人で攻めてくる神戸に何度か際どいシュートシーンを作られたこともそうだし、3点をリードして攻めの意識を保つことが難しかったとはいえ、このゲームでも攻撃に停滞感が生まれてしまったのは残念だった。

 しかし、「(リードしたあとの)ゲーム運びがまだまだスムーズにいっていない」(石崎信弘監督)、「バックパスが本当に多かった。押し込まれる時間を極力、限りなくゼロに近くすることを目標にやっていかなければいけない」(大谷秀和)と、そこは監督、選手ともに課題として認識しており、この段階でのひとつの確認という意味ではいい機会になったと言えそうだ。「後半は随分落ち着いてゲームができた」とは試合後の石崎監督の弁だが、試合中にひとつの回答を示せたことは大きな収穫となる。

 一方、この日いいところがなかった神戸のなかでは、大久保が最後まで気を吐いた。柏サポーターからのプレッシャーに苛立ちは隠せなかったが、それでも時折見せる巧みなトラップやキレのある動きで、タレントの違いを見せ付けた。調子は決して悪くないだけに、次節の名古屋戦ではこの日溜まった不満を発散するべく、怒りの一撃が炸裂するかもしれない。

 「もっともっとよくなる要素はある」(大谷)、「もっともっとよくなっていくと思う」(菅沼)。好調を維持していた神戸相手の勝利に、柏の選手たちは口々に手応えを語った。中断期間を前に迎えるF東京(10日)、そして鹿島(17日)とのアウェイ2連戦。中断明け後にも浦和、G大阪、名古屋という強豪との戦いは続くだけに、今季初の連勝をなんとか次節以降につなげたい。

 ゴールデンウィーク最終日となったこの日、試合前のホームゴール裏の中に李忠成や山根巌など、この日のゲームに参加できない選手たちが現れたという。「一心同体」。吹きすさぶ強風のなか、日立台には太陽が燦々と輝く。これから迎える荒波を前に、果たして柏レイソルは強い光を放ち続けることができるのか。まずは4日後、最初の難敵に挑む。

以上
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