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【AFCチャンピオンズリーグ チョンブリ vs G大阪】レポート:G大阪が最終節を待たずして、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決める!(08.05.08)

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5月7日(水) AFCチャンピオンズリーグ
チョンブリ 0 - 2 G大阪 (21:30/バンコク/10,000人)
得点者:64' 山崎 雅人(G大阪)、76' ルーカス(G大阪)
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 暑さ、湿度、悪コンディションのピッチ。加えて、熱狂的なホームサポーターの声援と、G大阪に浴びせられるブーイング。キックオフ前からアウェイさながらの雰囲気の中、苦しみながら全員でもぎとった勝点3だった。

 この日の朝のトレーニングを終えて、右太もも裏のハリ感が心配されていたMF遠藤の欠場が決定。「引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる」という大事な正念場の一戦で、G大阪は大黒柱を欠いての戦いを強いられる。

 その前半、集中してキックオフを迎えたG大阪だったが、立ち上がりは暑さにというよりは、どちらかといえば芝の状態に苦しめられたという印象。通常、アウェイ戦で芝に慣れるのに時間がかかる、というのはよく聞く話だが、加えて今回はリーグ戦とは違うACL専用のボールを使用していることもあり『芝とボール』の相性の悪さにも苦しめられボールが落ち着かない。その結果、思うようにポゼッションがとれず。ボールを奪っても、前線にタメを作る事ができずに、競りあいのボールの殆どをチョンブリに拾われて、逆に鋭いカウンターを仕掛けられるといったシーンが目立つ。実際、『決定機』ということで比べるなら、明らかにその数も、その鋭さも、チョンブリFCの方が上 回っていた。

 それでも0−0で折り返せたことが後半のゴールに繋がったのだろう。暑さのせいもあってか、運動量の低下が見られたのはお互い様だったとはいえ、G大阪は前半よりは芝にも慣れ、慌てずに丁寧にボールを繋ぎ始める中で、少しずつ支配率を高め、徐々にペースを取り戻して行く。そんな中、早めに西野監督が動き、63分にはボールのおさまりの悪かった2トップの一角、FW播戸に代えてFW山崎を投入。すると、この采配がズバリ的中。ピッチに立った直後の64分、ゴールライン際からDF安田の折り返したボールに対し、ニアにつめたFW山崎が強引に頭でねじこむ。

「1stタッチでした。僕が入った時には、気温も少し涼しくなっていたし、うちも相手もみんなが疲れていた感じだったので、僕が獲って楽にしたかった」

 これに対しチョンブリもすぐに動き、MFオンモに代えてFWバガを投入。FWファビアーノと2トップを組ませて反撃のチャンスをうかがうが、運動量の低下もあってか、前半のようなG大阪DFラインの裏を狙った仕掛けが見られない。その結果、アタッキングゾーンにもなかなか入っていけず、せっかくの外国人2トップも持ち味を発揮しきれないという印象。また、守っても、前半はあれほど強さを感じた、人、ボールへのプレスがかからなくなっていく。

 そうした相手のペースダウンを見逃さず、加点したのはG大阪だった。コンディションの良さを見せつけるべく終盤になっても運動量の低下が全く見られなかったDF加地が右サイドを突破。ドンピシャクロスを、FWルーカスが落ち着いて流し込み、貴重な追加点に成功する。ホームでの対戦時にも、ロスタイムに殊勲の同点弾を叩き込んでいた男が、またしてもチョンブリ戦で魅せる。

 以降、うまく残り時間を考えながら、攻守のバランスは崩さない中で、セフティにゲームを展開。疲れが見えたメンバーを交代させつつ、ゆっくりと試合を進めたG大阪は2-0というスコアのまま試合終了のホイッスルを聞く。この結果によりG大阪は次節、ホームでの全南ドラゴンズ戦を待たずして、まずもっての目標に掲げてきた「予選リーグ突破」を実現。一昨年の参戦時にはことごとく勝ちきれなかった厳しいアウェイ戦を3戦3勝で飾り、クラブ史上初となる、AFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を決めた。

以上

2008.05.08 Reported by 高村美砂
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