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【J1:第12節 川崎F vs 浦和】プレビュー:勝点3差の直接対決は、ピッチ中央での1対1に注目したい。(08.05.09)

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5月10日(土)J1 第12節 川崎F vs 浦和(14:00KICK OFF/等々力
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 ある意味順当に大一番となったこの直接対決だが、ご存知の通り両者共に紆余曲折を経たシーズンとなった。共通するのが川崎Fも浦和も監督交代を経験しているということ。さらに川崎Fは補強した外国籍選手をシーズン序盤で放出するというチーム編成上の問題を抱えてしまっている。ただ、そうした状況にもかかわらずともに勝点を伸ばしてきており、両チームの底力を証明していると言えるだろう。

 川崎Fは高畠監督が正式に誕生して以降の4試合で4連続逆転勝ちと守備に不安を抱えながらも好調を維持。そうしたチーム状況を反映して勢いを全面に出した練習をしているのかと思いきや、選手たちは高畠監督が綿密に計算した練習メニューを消化している。たとえば試合2日前に行われた紅白戦は、いきなり試合を止め崩しのパターンを確認した上でスタートされた。

「連戦で疲れていますし、ポイントに絞ってイメージを掴んでもらおうと思っていました」と高畠監督。首位との直接対決という状況に踊らされることなく、しっかりとやるべき事を整理して、もっとも効率よく選手が理解できる状況を作る。そうした考えが見て取れる場面だった。そんな高畠監督が勝敗を分けるポイントとして上げたのが、各局面での1対1の戦いである。

「まずは1対1で勝つということ。そしていかにイニシアチブを取れるのかがポイントだと思います」と高畠監督は述べていた。

 がっぷりと組み合う形の両者だけに、非常にわかりやすい戦いが局面ごとに繰り広げられる事となる。だからこそピッチ上のどこかの局面で「突破」が起きた瞬間に試合は大きく動くことになる。

 対する浦和は3節に指揮権がエンゲルス監督に移行。そこからの9試合で7勝2分けと好調を維持しており、開幕2連敗が嘘のような戦いぶりを見せている。前節も監督交代をかけて戦いに挑んできた千葉の攻撃をいなすと、結果的に3-0と圧倒。貫禄を見せている。ただ、そんな浦和にあって気になるのが闘莉王のケガである。千葉戦の試合中に靱帯を痛めたという肩の回復の程度が気になるが、闘莉王が出場するのとしないのとではチームの戦い方も、試合の内容も全く違ってくる。たとえば前節、闘莉王はボランチのポジションで先発し、最終的にトップ下に移動。途中交代するまでにきっちりと1得点1アシストと活躍して見せた。最終ラインからのオーバーラップにも怖いものがあったが、前方で常にゴールに圧力をかける今のスタイルも、相手にとっては大きな脅威となる。

 だからこそ川崎Fの選手たちは闘莉王に対しての警戒を怠っていない。肩のケガの影響で、川崎F戦への出場が微妙だとの報道もあるが、「とは言いながらも絶対に出るでしょ」と笑う伊藤宏樹のように川崎Fの選手は誰一人として欠場するとは思っていない。そういう意味で、川崎Fに油断はないと言えるだろう。

 闘莉王とのマッチアップが予定されるのは大卒ルーキーの菊地光将である。高畠監督体制への移行後にレギュラーを掴んだ選手だが、毎試合毎に足をつらせるほどハードワークしており「高さだけなら闘莉王にも勝てる」と伊藤が太鼓判を押すほどの選手だ。そんな菊地に闘莉王の事を聞くと「ケガをしているようですが、気持ちが強いから出てきますよね。強いというイメージがありますし、気合いを入れていきます」と話していた。

 もちろん高いだけで競り勝てるほどサッカーは甘くない。その点について伊藤は「(高さだけでなく)経験も関係してくる」と言葉を付け加えていた。身体能力の菊地か、強さと経験の闘莉王か。局面ごとのマッチアップが試合の流れを決定付けると思われる一戦は、浦和のキープレーヤーを川崎Fのルーキーがどこまで抑えられるのかが勝敗を分けるポイントとなりそうだ。ピッチ中央で繰り広げられる激しい戦いにぜひとも注目してもらいたいと思う。

以上

2008.05.09 Reported by 江藤高志
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