5月25日(日)J2 第16節 福岡 vs 仙台(13:00KICK OFF/レベスタ)
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第12節の熊本戦後の記者会見でのリトバルスキー監督の発言に端を発した自身の去就問題は、一応、続投という形で決着が着いた。しかし、現在5連敗中とチームの状況は最悪。悪い流れは変わっておらず、しかも中3日で迎える仙台戦に向けて戦い方を見直す時間も十分にはない。福岡にとっては難しい試合が続く。それでも勝つことでしか長いトンネルは抜けられない。福岡はすべての力を結集して勝利を目指す。
今の福岡が活路を見出すとしたら、前節のC大阪戦で見せた戦い方がそれだろう。第13節の広島戦から3バックを採用する福岡は、C大阪戦では3バックの後ろにスイーパーとして布部陽功を配置。オールコートでマンマークの守備を貫いた。マークの受け渡しとスペースのカバーに難があった福岡だが、目の前の相手に負けないというシンプルな戦術をとったことで個々の役割と責任が明確化。香川の個人の力と自らのミスで2点を失ったものの、C大阪の良さを消して見せた。仙台戦で同様のシステムを採用するかは未定だが、やはりポイントは、個々が自分の役割と責任を果たすことにある。
攻撃面では守から攻への切り替えの早さがポイント。「仙台の両サイドバックは高い位置で構えている。ボールを奪った時に素早く切り替えて、そのスペースを使うことができればチャンスになる」と鈴木惇は話す。前節の試合では、ボールを奪ったときに反対サイドのスペースへ飛び出していく選手がおらず、攻撃が手詰まりになるシーンが見られたが、この部分を短い準備期間でどこまで整理できたかに注目したい。
そして仙台。第4節のC大阪戦に敗れた後は、ここまで10戦負けなし。チームの大黒柱であったロペスがチームを去り、しかも大きな補強もなく迎えたシーズンだったが、第1クールを7勝5分2敗の3位でかけ抜け、J1昇格を狙うには絶好のポジションにいる。得点はJ2で5位タイ。失点は広島に次ぐ2位タイと、非常にバランスのとれたチームに仕上がっている。菅井直樹が累積警告のために出場できないが、チーム全体の力は変わらないと見ていい。
ここまでの仙台の戦いぶりを振り返ると、試合を重ねながら成長してきた様子がよくわかる。シーズン序盤は、とにかく縦に速い一本調子のサッカーだったが、やがて、堅実な守備をベースにして相手を待ち受けるサッカーを手に入れると、チームに落ち着きが生まれ、特長である縦への速さがより活かせるようになった。そして、第14節の山形戦での逆転劇、2度のビハインドを追いついた前節の熊本戦のように、撃ち合いにも対応できる力を身につけつつある。第1クールの対戦( /jsgoal_archive/result/2008/0320/20080200030120080320_detail.html )では接戦を演じた福岡と仙台だが、現時点では、互いの状況は極めて対照的だと言える。
しかし、J1復帰を目指す福岡にとっては、これ以上の敗戦はおろか、引き分けさえも許されない。ましてや仙台には5連敗中。ホームで迎える対戦を譲るわけにはいかない。
「(監督去就問題で揺れた)ここ数試合は、選手たちが言い訳しやすい状況だった。僕は、そういう状況は好きじゃないが、少なくとも言い訳できない環境はできた。あとはやるだけ。いちばんつらい思いをしているのはサポーター。ホームで勝利するのが僕たちの答え。勝利に執着して、ボールを追いかけて、今の流れをホームで変えたい」(久永辰徳)。
福岡にとっては後がない対戦。レベルファイブスタジアムで声援を送るサポーターの力を借りて、とにかく勝利がほしい。福岡が生き残る道はそれしかない。
以上
2008.05.24 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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