5月25日(日)ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 磐田(13:00KICK OFF/日本平)
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今季2度目の静岡ダービーは、両チームともメンバーが大幅に入れ替わった状態での戦い。リーグ戦(10節)では引き分けに終わったが、その決着はまた前回とは違った試合展開で決するのだろうか。
ホームの清水のほうは、U23日本代表の招集で山本海、青山、本田、岡崎の4人が不在。さらに伊東、市川、児玉、フェルナンジーニョといった主力選手がケガで欠場濃厚。矢島と戸田も出場が微妙という非常事態にある。したがって、前節の東京V戦からスタメン7人が入れ替わる可能性が高く、とくに守備陣では4バックのうちの3人とアンカー(ボランチ)の所にフレッシュなメンバーが入る見込みだ。
木曜日の練習試合(ホンダFC戦)から非公開練習が続いているため、スタメンの予想はむずかしいが、兵働がいよいよ先発復帰できそうな点は、苦しい中でも大きなプラス。トップ下は枝村が有力なので、兵働、藤本、枝村らでしっかりとボールを動かすことができるだろう。
アンカーに関しては、3年目の山本真希とマルコス・パウロのどちらが起用されるかが大きな注目点となる。山本真は、ここまで出場機会は少ないが、ユース時代から大きな期待を寄せられている選手であり、今年はサテライトのゲームでもアンカーとして評価を高めている。もしも彼が出場した場合には、どんなパフォーマンスを発揮してくれるのか、清水サポーターとしては楽しみなところだ。ただ、その2人のどちらが出たとしても、中盤はある程度計算が立つだろう。
DFラインでは、右サイドバックが誰になるかは微妙だが、左サイドバックに山西、センターバックに岩下が入れば、そこは実績十分。最後方はGK西部が締めるため、守備が大崩れする心配は少ないはずだ。
となると、やはりいちばん気になるのは前線の組み合わせ。西澤、原、マルコス・アウレリオの3人からチョイスされる可能性が高いが、2年目の長沢や高校選手権のヒーロー・大前らも、練習で大いにアピールしている。本来は軸となってほしい西澤が足首に痛みを抱えていることもあり、長谷川監督としてもいちばん頭を悩ませているところではないだろうか。
対する磐田のほうも、川口、駒野(以上日本代表)、上田(U23日本代表)の3人が招集され、代表を辞退した前田も足に違和感があり先発出場の可能性は低い。さらに守備の要の田中が出場停止で、加賀と茶野も出場微妙ということで、とくに守備陣が手薄になっている。
そんな中、内山監督は大胆な選手起用によってチームの活性化を図ろうとしている。毎試合課題となっているボランチのところに、トップ下が本職の船谷と成岡を起用しようとしているのだ。この組み合わせは、サテライトリーグの川崎F戦(5/18、3-0で勝利)で良い手応えを残しており、パスやキープ力という攻撃面では高いポテンシャルを持っている。
前線にはケガ上がりのカレン、右アウトサイドには松浦といったフレッシュな選手起用の可能性もあり、守備に関しては不安な面もあるが、守って勝つのではなく攻めて勝つという姿勢を、内山監督も明確にしている。
となると、アウェイながら強気に攻めてくるであろう磐田を、攻撃に不安のある清水がどう攻略するかという点は大きな見どころ。清水としては、ある程度相手にボールを持たせておいて、奪ってからの速い攻め=「ファストブレイク」に活路を見出すのか、あるいは中盤で主導権を握ってつねにゲームを支配しようとするのか。
ここまで勝点7の清水は、この試合に勝てば予選突破がほぼ確実となるが、負けることだけは絶対に許されないだけに、ゲーム展開によっては引き分けも視野に入れた戦いになる可能性がある。逆に勝つしかない磐田(勝点4)のほうは戦い方がはっきりしやすいだけに、それに対する清水のゲームプランが注目される。
どちらもリーグ戦では苦境に立たされているが、ナビスコカップではメンバーも変わって気持ちもリセットしやすく、ダービーということで自ずと気持ちも相当入ってくる。個人vs個人の激しいぶつかり合いも含めて、フレッシュなメンバーによる静岡ダービーには、これまでとはまた違った楽しみがたっぷりと詰まっているはずだ。
以上
2008.05.24 Reported by 前島芳雄
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