5月25日(日)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 東京V(15:00KICK OFF/味スタ)
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「新たなオプションとして面白いトライになる。これが成功すれば、クラブにとってもチームにとっても大きなプラスになる」(城福監督)
東京ダービー第2幕は、F東京にとって大いなる実験の場となる。MF今野泰幸、DF長友佑都が日本代表に、MF梶山陽平がU−23日本代表へと選出された。不動のレギュラー3選手を欠いた中で「サポーターにとってもクラブにとっても負けられない試合」(城福監督)を迎える。城福トーキョーは、この一戦に向けて新たな試みを散りばめたメンバーで臨む。
DF徳永悠平を左サイドバックにコンバートし、ルーキーのDF椋原健太を右サイドバックで起用することが濃厚となった。椋原は下部組織から今季昇格し、このゲームが公式戦初出場となる。F東京U-18では主将を務め、MF大竹洋平らとともにJユースカップ制覇へとチームを導いた。トップチームへの昇格した大竹やGK廣永遼太郎と「何か1つでもいいから俺たちで歴史に名を刻むようなことをこのチームで残してプロに上がろう」と話し、掴んだタイトルだった。
最大の持ち味は守備だ。倉又寿雄F東京U-18監督もその高い運動能力を生かした守備に賛辞を贈る。
「まだまだ課題も多い。ただ、1対1ならトップチームのなかに入ってもトップクラスだと思う。藤山のような読みを生かすタイプではないが、ドリブルを仕掛けさせておいて奪うことが出来る。その能力は群を抜いている」
東京V戦では、サイドでの1on1がゲームを左右する。「奥原コーチにも『守備“は”期待しているから』と言われた。それは自分の武器なので、しっかりとゲームの中で出していきたい」と、椋原。初々しさが残るルーキーだが、フッキを中心とした東京Vの強力ブラジルトリオ封じの大役を任せられた。
そして、中盤の底にはブルーノ・クアドロスを据える。ブルーノの3列目での起用は、プレーシーズンマッチ以来となる。今シーズンは開幕前のグアムキャンプで肩を負傷。出遅れが響き、ここまでの今季公式戦の出場はわずか2試合。「サッカーをやっている以上、ゲームに出場できないということに納得はしない。それに僕は助っ人外国人としてここにいるのだから。ただ、監督をリスペクトしていますし、監督が下す判断に僕ら選手は従わなければいけないこともよく理解しています」と、ブルーノは苦しい胸のうちを話す。だが、城福監督の開幕前の構想では、ブルーノを中盤の底に据えて、そこからゲームを組み立てるチーム作りを思い描いていた。
「彼の特長を引き出すことができれば、今までのサッカーが更に進化する。例え代表が戻ってこようとも、オプションとして確実にプラスになるはずです」(城福監督)
守備のイメージが強いブルーノだが、長短正確なキックだけでなく得点能力も高い。その能力は中盤でこそ発揮される。ブルーノが中盤の底にはまれば、これまでとはまた一味違う城福トーキョーを披露できるだろう。
フルメンバーの揃う東京Vは、前回(リーグ戦6節: /jsgoal_archive/result/2008/0412/20080100010520080412_detail.html )の雪辱を虎視眈々と狙っている。城福監督が「東京Vは日々進化してきたという印象を受ける」と話すように、前線のフッキ、ディエゴ、レアンドロのブラジル人トリオをより前面に打ち出した戦い方へとシフトしてきた。
中盤をトレスボランチにしたことで守備のバランスが格段に良くなった。守備ブロックを形成して、ボールを奪うと前線に残るブラジル人トリオへと繋げるパターンが出来上がっている。ブラジル人トリオにMF福西崇史を加えた波状攻撃の破壊力は前回の対戦より確実に進化している。前線からの守備力は落ちるものの、中途半端な奪われ方をすれば、たちまちゴールまで迫られる破壊力を秘めている。また、後半のオプションとして河野やF東京キラーの飯尾がベンチにいるのも不気味だ。東京Vにとっては、もう後がない状況なだけに、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ突破のためにも落とせない一戦だ。
東京ダービー第2幕は明日15時、味の素スタジアムで幕を開ける。
以上
2008.05.24 Reported by 馬場康平
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