5月27日(火) キリンカップサッカー2008
日本代表 0 - 0 パラグアイ代表 (19:20/埼玉/27,998人)
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岡田武史監督が、6月2日のオマーン戦から始まるワールドカップアジア3次予選4試合に向け、独自色を、前面に押し出したチーム作りを始めたのが5月20日に始まった代表合宿から。現在各種メディアで報じられているいわゆる「コンセプト」に関しては、4月に千葉で行われた代表候補合宿時にすでに選手たちには伝えられていたとの事。いずれにしても、実際にピッチ上で体を動かし、チーム全体で連携を取りながらの練習が始まってまだ1週間ほど。そういう状況を踏まえると、このパラグアイ戦が非常に重要な位置づけにあった事が分かる。
岡田監督は前日の会見で「いろんな選手を試したり」としつつ「ただ、これはテストだけではない」とも述べていた。新しい選手を試しつつ、コンセプトの浸透を図る。そういう状況の中で、コートジボワール戦に先発したメンバーからは7名が入れ替わっていた。
試す目的の起用としては田中 マルクス 闘莉王(浦和)と最終ラインでコンビを組んだ寺田周平(川崎F)であろう。代表Aマッチデビューとなるこの遅咲きの苦労人は、最終ラインをそつなくコントロール。11番のボガドに対して入れられるロングボールを激しく競り合い、容易には起点をつくらせなかった。
「あれくらいは想定していました」と述べる空中戦はもちろん、正面で向き合う形を含めた「もっといろいろな形での1対1をやってみたかった」と述べて代表の試合を楽しんでいた。高さと、それに見合わない足元の巧みさを兼ね備えた選手の平常心でのプレーは、一定の評価が与えられるべきだろう。
また、チームコンセプトの浸透を目的に組まれたセットが中村憲剛(川崎F)と鈴木啓太(浦和)のボランチコンビ。岡田監督の「積極的な守備」と「シンプルな攻撃」というコンセプトを実現すべく、計算できるコンビであり働きぶりだった。前半の途中から遠藤保仁(G大阪)が左サイドハーフのポジションからボランチへとポジションを変えており、それに伴って中村憲が左サイドにポジションを変更。そうした柔軟性を発揮できるという点でも、安心感のある組み合わせだった。
守備に関しては、65分に強烈なFKのこぼれ球をフリーで打たれる場面があったが、それを除けばパラグアイをシャットアウト。ある程度の手応えを感じさせるものだった。
その一方で、攻めきることができなかった攻撃はどうなのだろうか。中村俊輔(セルティック)という才能を起点とした攻撃は何度か見られたが、やはり一人の選手に頼るのには限界がある。中村俊を始めとして、松井大輔(サンテティエンヌ)、長谷部誠(VfLヴォルフスブルグ)といった選手の能力を上手く引き出す組織作りが今後必要になる。ただ、そもそも日本代表がこの合宿で取り組んできた攻撃練習は、守備練習とセットになった速攻への意識付けがほとんど。しかしパラグアイは、フラットな最終ラインを維持。また、中盤の底に入る16番のゴンサレスを中心とした3枚のボランチと、それにプラスして左右のワイドに開いた前目の2選手が加わった5選手が、中盤で日本代表を待ちかまえるという守備陣形を敷いていた。パラグアイは分厚い守備陣形を容易には崩さず、バランスを重視した試合運びを展開。そうした相手を崩すのは、攻撃的な練習をほとんど行っていない日本代表にとっては難問だった。
ただ、選手たちの間には攻めきれなかった事に対する悲観論はあまりなく、たとえば中村憲は「まずは守備から作っているので、攻撃はこれからやると思いますし、やれると思います」と発言。また山瀬功治(横浜FM)も「(攻撃に関しては)こればっかりは練習を繰り返すしかない。3次予選までの間で合わせていけると思います」と述べていた。
チーム作りのセオリーとして、守備の形を作るのは基本中の基本である。なぜならばボールを保持できなければ、どんなにいい選手を揃えていても、攻撃はできないからである。このパラグアイ戦を含むキリンカップでの2試合は、共に無失点で終えたという意味で自信につながる。あとは明日からの合宿で始まると思われる攻撃の練習の行方を見守りたいと思う。
以上
2008.05.28 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
一覧へ【キリンカップサッカー2008 日本代表 vs パラグアイ代表】レポート:連続無失点は守備面での手応えに。物足りない攻撃は今後の合宿練習に期待したい(08.05.28)
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