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【2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs バーレーン代表】プレビュー:サイド攻撃に活路を見いだしたい。蹴る相手に対する対応にも注目。(08.06.22)

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6月22日(日)2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs バーレーン代表(19:20KICK OFF/埼玉
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 当初非公開で行われる予定の20日の練習が公開になり、このタイミングで岡田監督がチームに何を植え付けたいのかが見えてきた。この日、多くの時間を費やして行われていたのはサイドを突破してのシュート練習。4人一組でパスを回しながら、裏のスペースへスルーパス。そのスルーパスを追いかける選手が、ボールに追いつく間に、他の3選手が中央のスペースを目指す。

 サイドのスペースをどう攻略するのかを主眼においたシュート練習はバリエーションを変えて続いた。途中から2人のディフェンダーを付け、サイドでの4対2を制してからクロス。さらに、逆サイドへ大きくサイドチェンジを行ってから、クロス。サイドからの崩しを意識したシュート練習が繰り返された。

 19日に行われた流通経済大学との練習試合では、本来4バックで戦う彼らに対し、3-6-1のフォーメーションを依頼。バーレーン代表が、前回の対戦同様3バックでくると予想しているものと思われる。であるならば、3バックの両側、左右のWBの裏側のスペースをどう攻略するのかは、試合を分ける重要な要素となる。もちろんサイドからの攻撃の形をシミュレーションしておけば、それが今後の日本代表の攻撃において重要なバリエーションの一つとなるのは間違いない。

 これまでの日本代表の攻撃練習は、中央突破からのシュート練習や、横パスによってサイドを変え、そこから1枚〜2枚でサイドを突破するというものが中心だった。しかし20日の練習では、前述の通り明確にサイドのみを起点とした攻撃練習が行われている。流れの中からの攻撃に課題を残す現在の代表チームにとって、この練習が一つの回答をもたらすものとなってほしいところだ。

 名古屋合宿を起点としたこの代表チームに対し、岡田監督がここまで徹底して口にしてきたコンセプトは、積極的にボールを奪いに行くというものだった。そしてそのための方法論として、全体をコンパクトに維持し、FWがパスコースを限定し、中盤が囲い込んでボールを奪うという形を作り上げた。さらに合宿の期間中を通して言い続けてきた「切り替え」の意識の徹底は、ボールを奪われた直後のディフェンスへと進化する。

 攻撃は最大の防御と良く言われるが、最大の防御たる攻撃を仕掛けるためには、ボールを奪い取らねばならない。つまり岡田監督は、攻撃するためのベースとして、アグレッシブな守備を作り上げてきたわけだ。

 このバーレーン戦では、そうしたアグレッシブな守備により、相手のボール保持者を複数の選手が取り囲み、ボールを強奪し、そこからシンプルにシュートまで持ち込む場面を数多く期待したい。そして、20日の練習で繰り返していたサイドからの攻撃によって得点する場面を見てみたい。

 ちなみに岡田監督が推し進めてきた上記のコンセプトに対し、ボールをつなぐ相手は親和性が高い。しかしバーレーンのように蹴ることが予想される相手に対しては、相性がいいとは言えないのも事実である。そういう意味で、岡田監督の作ってきたサッカーの形を崩しにかかる相手との対戦をどう乗り切るのかには注目したいと思う。

 バーレーンはフバイルやサルミーンといった選手がメンバーから外れ17人という陣容で日本に乗り込んでいる。そうした相手に対し、やりすぎるくらいに攻撃性を見せつけてほしいと思う。もうしばらく日本とは顔も合わせたくない、と思わせるような強烈で分厚い攻撃を見せてほしいと思う。岡田監督は先日のタイ戦後の会見で「バーレーンでの屈辱を絶対に忘れていません」と強調していた。その指揮官の気持ちに答えるべく、選手たちには奮闘をお願いしたいと思う。

以上

2008.06.21 Reported by 江藤高志
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