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【J1:第14節 清水 vs 京都】プレビュー:フェルナンジーニョが移籍元の清水と早速の対戦! 再開後の巻き返しを狙う清水、新戦力を加えた京都を迎え撃つ(08.06.28)

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6月28日(土)J1 第14節 清水 vs 京都(15:00KICK OFF/日本平
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 中断前はサポーターを失望させる成績となってしまった清水エスパルスが迎える第2の開幕戦。過去2年のように夏場のスパートを成功させるためにも、この京都サンガ戦はどうしても勝っておかなければいけないゲームだ。

 リーグ戦13節までの清水の成績は、4勝3分6敗(勝点15)の15位で、首位の浦和とは勝点11差。予想外の低迷であったことは間違いないが、昨年の例を見てもまだ優勝の可能性は残っており、6位・柏とは勝点5差なので、ここから連勝していけば上位の背中も見えてくるだろう。
 問題は、それを現実にするだけの戦力が整っているのかどうか。とくに、フェルナンジーニョが京都に期限付き移籍したことを危ぶむ声は多い。だが、逆にそのことがチームを活性化する可能性も大いにある。
 実際、フェルナンジーニョは他に代えがたい能力を持つ選手ではあったが、ボールの持ちすぎや守備の問題もあって、チームにとっては諸刃の剣であったことも事実。結果の面から言っても、今季は1得点0アシスト(リーグ戦)であり、チームプレーという側面では彼に不満を持つ選手もいた。そう考えると、個の力という意味での損失は大きいが、逆にチームがひとつになって機能を高めるという意味では期待できる部分もある。
 さらに、中断前はほとんどチームに貢献できなかった新加入のマルコス・アウレリオが、ここに来てかなり調子を上げてきたのも大きなプラス材料だ。長谷川監督も、彼の潜在能力の高さは初めから認めており、今後はFWの軸として使っていくことを示唆している。練習を見ていても、ボールを扱う技術やシュートの精度は非常に高く、ゴール前で冷静にシュートコースを選ぶ感覚も備えている。ひとつきっかけをつかめば、ゴールを量産していく可能性をもった選手と言えるだろう。
 またアウレリオは、フェルナンジーニョよりも球離れが良く、シンプルに周囲を生かすこともできる。その意味では、この試合で彼がゴールを決めることができれば、彼自身だけでなくチームにもかなり勢いがつくはずだ。

 同じく中断前は期待はずれだったマルコス・パウロも、かなりチームに馴染み、この試合で右MFとして先発起用される可能性が出てきた。中盤の構成は、右太ももを痛めていた兵働昭弘のコンディションしだいという面もあるが、トップ下は藤本淳吾も枝村匠馬も務めることができ、中盤の選手層に関しては不安はない。藤本がつねづね口にする「(パスを)出して動いて、出して動いてというサッカー」は、以前よりもやりやすくなっているはずだ。
 ただ、ひとつ心配なのは、市川大祐、児玉新と両サイドバックがケガで離脱している点だ。ここは右に戸田光洋、左に山西尊裕とベテランが入る模様だが、京都も当然そこは狙ってくるはず。彼らがどれだけ京都のサイド攻撃に対応できるかという点は、この試合の大きな見どころとなる。

 一方、京都のほうは、水曜日のG大阪戦に0−1で敗れて、ここまで5勝2分6敗(勝点17)の12位。中断前の戦いでは、清水と同じく得点力不足に苦労したこともあり、清水からフェルナンジーニョを獲得した。そのフェルナンジーニョは、G大阪戦に後半13分から初出場し、攻撃に変化をもたらす可能性は十分に感じさせている。
 この試合で先発起用されるかどうかは微妙だが、3週間前まで在籍していた清水といきなり対戦するというのは運命のいたずらか。フェルナンジーニョも、清水の守備陣も、お互いに相手の力やクセはわかっているだけに、この対決も非常に熱いものがあるはずだ。
 またG大阪から完全移籍で獲得した水本裕貴は、登録が完了したこの試合からさっそく出場する可能性が高く、そのプレーも大きな注目点。京都はこれで各ポジションに能力の高い選手が揃い、チームとしてうまく機能すれば、上位陣をも脅かすポテンシャルを備えつつある。G大阪戦と同様、この試合でも守りに入ることなく勝点3を奪いにくるだろう。

 清水にとっては3週間ぶりの実戦、京都にとっては中2日の連戦で、この時期に15時キックオフというのは体力的な負担も大きいだろうが、どちらもこの一戦を良いきっかけにしたいという思いは非常に強い。とくにホームの清水にとっては、選手たちの気持ちの強さが思いきり問われるゲームとなるだろう。

以上

2008.06.27 Reported by 前島芳雄
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