今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第14節 大分 vs 神戸】プレビュー:大分vs神戸。昨年、対神戸戦で2戦2得点あげた高橋大輔が復帰後ゴールを狙う。(08.06.29)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
6月29日(日)J1 第14節 大分 vs 神戸(14:00KICK OFF/九石ド
-ゲームサマリーはこちら-
-大分へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -

----------

前節、鹿島のACLのスケジューリングの関係もあり、他のチームよりもひと足早く、リーグ戦を再開した大分トリニータ。中断明けの試合は0−1で敗戦に終わった。失点は後半21分のセットプレーからのものだったが,シャムスカ監督はこの試合を「鹿島のような相手にウチは五分五分の戦いをしたと思う。またそういう相手に対してチャンスも作れたし、前半後半の働きぶりを見ると今日の結果以上のものがあっても良かったのでは」と、試合内容に関しては、まずまずの評価をしている。

この試合の一番の収穫はMF高橋大輔が復帰したこと。昨年の10月に左ひざを故障し、長期戦線離脱。苦しいリハビリ生活を経て、鹿島戦では63分に途中出場。シャムスカ監督は、高橋を右サイドに置き、それまで右サイドにいたMF小林亮をボランチに。試合終盤には点を取りに行くために高橋を前に置き、3トップに。昨シーズンはチーム得点王のリーグ10得点を挙げるなど、攻撃では欠かせない存在だっただけに、この高橋大輔の復帰はチームにとってかなりの好材料であることは間違いない。また高橋にとって神戸は相性の良い相手である。昨年の6月16日第15節では2得点(神戸1−3大分)、8月25日第22節では2得点(大分2−0神戸)を挙げている。今節はスタメンで出場するかはまだ微妙なところではあるが、途中出場した場合でもキープレヤーになりそうな予感はある。

さらに明るい話題の一つとしてはエース高松大樹の復帰。高松はベンチスタートが濃厚だが、今の大分にとっては高松の復帰は一番大きなことだ。右足関節内側じん帯損傷からおよそ2か月戦列から離れていた。チームの台所事情が厳しい時には、キャプテンとしての責任感から、治りかけていたケガの痛みを我慢して自ら志願して出場したこともあった。そういうこともあり、復帰に時間もかかったが、高松不在はチームにとって大きかった。試合内容がよくても、FWウェズレイがボールをいくらキープできても結局、最後のところで決定力がなく得点が取れないというのが今までの大分だった。試合時間はどれくらい出場できるかは分からないが、本人も「10分でも15分でも出れたらチームのために頑張ります」と意気込みは十分だ。

対する神戸にとってはリーグ再開試合となる。中断前までの成績は、3勝7分3敗と引き分けが多かった。守備に関しては松田監督の「ディシプリン」が徹底されていたにも関わらず、無失点試合が少なかったというのが気になるが、そこは中断期間中の韓国遠征でさらに共通理解を深めてきたという。大分としてはやはり、強烈な2トップ、レアンドロと大久保嘉人に十分な注意が必要だ。また、松田監督が福岡監督時代に一番信頼を寄せていた現・大分ボランチのホベルトと、また、逆にシャムスカ監督の元で育った松橋優の兄・松橋章太の出場機会があれば、恩師対決という意味でもサポーターにとっては、みどころ満載だ。大分サポーターにとってもリーグ再開後はホーム初試合となる。今後のためにもホームでいいスタートをきってもらいたいものだ。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着