7月5日(土)J1 第15節 神戸 vs 大宮(19:00KICK OFF/ホムスタ)
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前節の大分戦に敗れた後、神戸の松田浩監督はこう選手に問いかけたと言う。
「本当に自分の持っている力を全部、出し切ったか。終わった時に『倒れてもいい』というくらいの覚悟を決めて試合に臨んだか。そこをもう一度、それぞれが見直して欲しい」
再開直後の大分戦に敗れ、神戸は今、6戦白星のない戦いを続けている。開幕から4試合は負けなしの快進撃を見せ「今年の神戸は違う」と誰もをうならせた勢いは形を潜め、現在16位。上位との勝点差はわずかとはいえ、気がつけば『降格圏』に順位を落としている。そこで出た松田監督の言葉は、何も現在の選手を否定するものではなく、「開幕当初を思い出せ」とのメッセージが込められていると言えるだろう。いや、開幕当初だけではない。G大阪、鹿島、浦和と続いた強豪との3連戦を1勝2分で乗り切った8〜10節たりも、神戸は勝利に対する強い執念が感じられる試合を繰り広げてきた。あの時の戦いを取り戻せば、必ず勝利は引き寄せられる。そのためには、個が倒れるくらい必死に、自分を出し切って戦い切らなければいけないのだ。自分たちのサッカーを信じ、仲間を信じ、サポーターを信じて。強いメンタリティをしっかりと胸に据えて、大宮戦に挑んでほしい。
その大宮は、再開直後の東京V戦を2-0と完封勝利で飾り、好スタートを切った。チーム成績は現在、6勝4分4敗の7位。残留争いに巻き込まれた昨年の同14節を終えた成績、2勝5分7敗と比べても、勝ち切る試合が増えている。FWペドロ・ジュニオールのケガによる離脱で不安視された得点力についても、前節2ゴールのFWデニス・マルケスはもちろん、MF藤本主税やMF小林大悟といったアタッカー陣やFW吉原宏太やFW土岐田洸平など日本人選手が巧く互いを活かし合いながら組織だった戦いを続けており、心配はいらないだろう。
神戸としては大宮の『組織』の力を思うように出させないことがカギ。前節の東京V戦においてもブラジル人3選手に対してゾーンでしっかりと対応した中でボールを奪い、攻撃へと繋げるシーンが目立った大宮だが、そのように攻守において、自ら奪い、自ら仕掛ける『アクションサッカー』は今季の大宮の特徴ともいえる。その得意のスタイルで主導権を握られれば、現在の好調を思っても神戸の戦いは苦しくなる。だからこそ、後手を踏むことのないよう、立ち上がりから常に
先手を意識した戦いを心掛けたい。
中でも奮起を期待したいのは前節の大分戦でわずか4本のシュートしか放てなかった攻撃陣。といっても、これは個の決定力不足云々ではなく、それ以前のチームとして「いかに組み立てるか」の部分。大分戦ではFWレアンドロ、FW大久保が孤立し、殆どボールを触ることなく試合を終えた印象だが、しっかりとした守備からのカウンターを仕掛ける上では、出し手、受け手の共通理解が当然、必要になる。実際、冒頭に書いた、結果を残していた試合ではそうした連動性が見られていたし、それが神戸のカウンターをより鋭いものにしていた。しかも先に名前を挙げた2トップは、そこにボールさえ入ればJ屈指とも言うべき得点能力を誇る。と考えても彼らを活かさない手はないはずだ。
余談だが試合当日は『KOREA FESTA』として様々なイベントが予定されている。キックオフは19時@ホムスタだが、13時過ぎから場外南側園地特設ステージでトークショーや韓国観光PRブースなどが出展されている。早めに足を運び、神戸のMF金南一やMF朴康造らの母国である韓国の文化に触れてみるのも楽しいかも。
以上
2008.07.04 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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