7月5日(土)J2 第24節 湘南 vs 水戸(19:00KICK OFF/平塚)
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6試合ぶりの歓喜だった。湘南は前節の甲府戦で、第2クール初戦のホーム横浜FC戦以来となる白星を挙げた。敵の隙を突いた阿部吉朗の先制ゴールにはじまり、積極性が導いた田村雄三の鮮やかな追加弾、そして後半には途中出場のリンコンが2ゴールで勝利を仕上げた。守っては、じつに10試合ぶりに無失点に抑えている。今季2戦目にして同一チームに勝ち越しを決めたのは初めてのことだ。
「無失点で自信を取り戻したい」と坂本紘司が語ったのは、前回のホーム山形戦を1−1のドローで終えたあとだった。そうして迎えた前節、小瀬に乗り込んだ選手たちは果たして、球際厳しく、出足でも相手を上回り続けた。読みやカバーリングに冴えたのは、チームの芯となるハードワークと選手間の適切な距離感だった。表裏一体の攻守がピッチにリズムを生み出していた。
試合後、殊勲のゴールを決めた田村はそれまでの笑顔を引っ込め、「第2クール残り全勝」を誓った。今節の水戸戦は、そのための大切な一歩となる。
平塚に臨む水戸は、現在4連敗の渦中にある。徳島にC大阪、鳥栖という難敵から3連勝を挙げて以降、守備に綻びを見せ、連勝とまるで合わせ鏡のごとく黒星を重ねた。前節はホームで仙台と戦い、3失点から追いついたものの、最後はセットプレーに沈んでいる。
だがこと仙台戦においては、守備から攻撃への素早い切り替えと攻守に渡る積極性に目を見張る点があったのも事実だ。3点のビハインドを埋めた後半の攻勢はとくに、今節に繋がる内容といえるだろう。また得点にこそならなかったものの、前半にも赤星貴文のクロスから西野晃平と荒田智之の2トップが相手DFの裏を突き、相手ゴールを脅かしている。セットプレーでは長身DF大和田真史をおとりに平松大志が決定機をつくった。湘南戦ではパク・チュホが出場停止となるが、前節アシストにゴールに活躍した村松潤をはじめ、3得点のいずれにも絡んだ赤星を中心に攻めきりたい。
両者ともに前線から積極的にプレスをかけていくなかで、攻守の切り替えはポイントとなろう。前への推進力を発揮する一方で、絶やさず裏を警戒したい。
ところで平塚では、今日4日から「湘南ひらつか七夕まつり」が幕を開けた。湘南は昨季とおなじく、A-LINEによる七夕記念ユニフォームを着用して一戦に挑む。昨季は福岡に0−2で惜敗した。このとき出場停止によってスタンドで敗戦の笛を聴くことになったアジエルと石原直樹は、「今年は勝ちたい」と口を揃える。つねにゴールを狙っていると語る湘南のホットラインは、勝利の橋をゴールに架けることができるか。第2クール残り全勝、そして昇格への願いは、チームの、すべての想いが束ねられてこそ叶う。
以上
2008.07.04 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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