7月17日(木)J1 第17節 磐田 vs 名古屋(19:00KICK OFF/ヤマハ)
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下克上に向けて体勢を整えつつある13位の磐田が、3位の名古屋に挑む東海ダービー。このゲームに勝てば名古屋との勝点差は6に縮まるだけに、再開後のヤマハスタジアム初戦で、何としても4月29日(9節・京都戦)以来のリーグ戦勝利をつかみたい一戦だ。
リーグ前半戦最後のゲームを迎えるにあたって、ここまで磐田は6勝2分8敗(勝点20)。得点21、失点23と失点が多くなっているが、再開後は3試合で3失点と以前よりも安定感がでてきている。とくに注目したいのは、被シュート数が3試合で22本と少ないこと(1試合平均7.33本)。黄金期の磐田は、被シュート数が非常に少ないチームだったが、その理由はボールを支配している時間が長く、相手が攻撃する回数が少なくさせていたからだ。
最近の磐田のゲームを見ても、アウェイでの横浜FM戦以外の2試合では、そうした兆候が出てきている。ドイス・ボランチが、成岡翔と上田康太というボールをキープしてパスをつなぐ能力が高い2人になり、さらに前田遼一やカレン・ロバートが復帰して前線でのキープ力も高まったことによって、中断前よりもチーム全体のポゼッション力がかなり高まっているのだ。とくに前節の大宮戦では、アウェイでありながら長い時間ゲームを支配し、大宮のシュート数をわずか4本に抑えた。
また、それによってDFラインをしっかり押し上げ、全体をコンパクトにできる。そのため、ボールを失ってもすぐにプレスをかけることができ、早い段階でボールを奪い返すことができる。とくに大宮戦の前半は、こうした好循環がはっきりと見られ、内山監督も「前半はコンパクトで相手のサイドの裏をいい形で突けた」と手応えを口にした。そうした戦いができる時間を多くしていけば、磐田らしいサッカーと言える中で、得点を増やし、失点を減らしていけるだろう。
また得点力という面では、前田とカレンが復帰したことは非常に大きい。この2人は、裏に飛び出して相手のDFラインを下げさせることもできるし、それによってラインが下がれば、バイタルエリアでクサビのボールを受けて、起点を作ることもできる。大宮戦の1点目のように、2人の連携からシンプルにゴールを生み出すこともできる。
もちろん、決定力も十分だ。前田はまだ復帰したばかりで得点はないが、カレンのほうはヤマザキナビスコカップ予選リーグも含めれば、このところ公式戦6試合で5得点と素晴らしい決定力を発揮している。2人とも高さもあるので、両サイドの駒野友一と村井慎二らによる質の高いクロスボールも生きてくるはずだ。
さらに大宮戦の2点目は、前田が下がってキープしたところを2列目のジウシーニョが追い越し、前田からのスルーパスで裏に抜け出して決めた鮮やかなゴール。本来はFWのジウシーニョだが、トップ下でも非常に質の高い働きをしており、前線の3人に関しては、今後さらに連携もコンディションも上がってくることが期待できる。
一方、今後も上位に食らいついていきたいのが名古屋の立場。中断明けでは2連敗を喫して悪い流れに陥りかけたが、前節の柏戦はホームで苦しい戦いとなった中、粘り強く1-0で絶好調の柏を退け、何とかトップ3に踏みとどまった。「予想通りハードなゲームとなったが、最終的にはエネルギーと信念を出して勝つことができた」とストイコビッチ監督も語っており、きわどいゲームにしぶとく勝てたことは、優勝争いに必要な「勝負強さ」を身につける意味でも、非常に大きな収穫となった。
謹慎開けのマギヌンのアシストからエースのヨンセンが決め、DFの吉田麻也が北京五輪代表に選出されて、チームのムードはかなり良くなっている。名古屋としても、リーグ序盤の勢いを取り戻すという意味も含めて、アウェイでも積極的に戦って、どうしても勝点3を取りたいゲームと言える。
磐田はDFの加賀健一、名古屋はボランチの吉村圭司と、どちらも主力が1人ずつ出場停止だが、大きな戦力低下にならないだけの選手層はある。
両チームとも、自分たちの持ち味を存分に出しながら攻撃的に戦うことが予想される東海ダービー。その中でホームの磐田が、上位チームを相手にしても、大宮戦の前半のような戦いができれば、今後の逆襲に向けて大きなきっかけをつかむことができるはずだ。
以上
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