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【J2:第28節 山形 vs 草津】プレビュー:取り戻したいものがある両チーム。山形は「守備の意識」、草津は「得点への貪欲さ」を手にしたとき、ベクトルは再び上昇に転じる!(08.07.25)

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7月25日(金)J2 第28節 山形 vs 草津(19:30KICK OFF/NDスタ
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 待ちに待ち過ぎたと言うべきか。ホームの2位・山形とアウェイの7位・草津、5月から6月にかけ快進撃を続けた2チームの対戦がようやく実現する。山形は第15節から6連勝。甲府に敗れて連勝は途切れたが、第23節には首位・広島をホームで撃破し、現在までの2位定着の基盤を築いた。一方の草津は、第15節でクラブ史上初の連勝を達成すると、第17節から今度は4連勝。その勢いで第24節まで負けなしを8試合に伸ばし、5位まで急浮上してJ2を席巻した。しかし、昇り竜同士がまみえる前に、ここ数試合はともに失速、減速。両チームには、キックバックの権利を懸けるという違ったシチュエーションが用意された。

 山形は第24節からの3連戦で完全に失速。岐阜、C大阪、水戸に敗れて順位を2位から4位に落とす。そして迎えた前節、前半3分と後半ロスタイムの得点で2−1と徳島に勝利し、2位に再浮上したものの、プレスの甘さからボールを回されるシーンが目立ち、小林伸二監督も「ゲームが酷かった。負けゲームですよ」という内容。この草津戦に、事実上の再起を懸ける。勝点44で3位以下に勝点2差をつけているとは言え、ほかのチームより1試合消化が早く、今節を含めた第2クール残り2試合を勝ちきれなければ、混戦の渦の底に引きずり込まれることもあるだけに、相当な危機感をもってピッチに登場するはずだ。

 一方の草津も、今季3度目の連勝を果たしたあとは横浜FCとドロー、福岡に敗戦、そして前節・仙台戦でドローと3試合勝利から遠ざかっている。今季総失点は25とJ2では2位タイの少なさ。その守備力はキープできているが、ここ3試合の得点は福岡戦の1得点のみと決定力に翳りが見られる。植木繁晴監督も「最後の部分でゴールへ向かってどん欲に行くことが足りなかった」と、ゴールへ直結する攻撃への物足りなさを口にしている。チームやサポーターからあがった「昇格」という声が現実味を帯びた時期もあったが、現在の勝点は湘南と並ぶ38。しかも後ろには3連勝の福岡が3差まで迫ってきている。草津にとっても、この一戦が踏ん張りどころには違いない。

 ただ、草津が山形と違うのは、チームのスタイルが維持され、“減速”程度に留まっているということ。両アウトサイドに島田裕介、熊林親吾を置く中盤では相変わらずボールが回り、ボランチ松下裕樹を経由したサイドチェンジもスムーズだ。ポゼッションですでに高い位置をキープしていだけに、崔成勇と寺田武史の両サイドバックが攻撃に絡む機会も多く、チーム全体のモビリティは確保されている。さらに守備で目につくのは、相手のカウンターを許さない戻りの早さだ。仙台戦では縦に飛び出してくる中島裕希に対し、尾本敬、田中淳の両センターバックが遅れることなく戻って対処した。今節はペ・スンジンも2試合の出場停止から復帰してくるだけに、守備で大きく崩れることは考えられないが、堅守をキープしながらいかに決定力を上げていくかが、この試合のテーマとなるだろう。

 その草津のポゼッションに戦いを挑むことで、山形は緩んでいたアプローチに厳しさを取り戻したい。今週最初のミーティングで、小林監督は「ゴール前で準備してないし、向こうはレディになっているけど、うちはスタンバイ。だったらやられるだろう。もう『知らなかった』とも『疲れている』とも言わせないぞ」と、いつになく厳しい言葉を選手たちに投げかけている。山形が今季初めて2位に浮上したのが、ほぼ2カ月前の第19節。ライバルが次々につまずくラッキーも重なり、ここまで上位に定着することとなったが、その途中で基本を忘れては来なかったか。アプローチでもう一歩出ることや、コーチングで味方に状況を知らせることなど、細かいことだがひとつひとつを怠らず、忠実に実践することで、山形は再生の時を引き寄せようとしている。

 不安定な守備を見せてきた山形の守備を破り、得点を渇望する草津がいかにゴールに迫るかが勝敗のポイントとなりそうだが、遡れば、草津のポゼッションと山形のプレッシングでどちらに軍配が上がるかに行き当たる。草津にすれば、得点を急ぎすぎればリスクが広がるだけに、無得点の状態が続けばさじ加減にはかなりの神経を遣うことになる。そのためにも早い時間帯での先制点が欲しいところだ。前回の対戦は、後半ロスタイムに山形が同点に追いつく1−1。今回もロースコアの展開が予想されるなか、訪れたチャンスを生かしきったほうが勝点3を手にすることになる。

以上

2008.07.24 Reported by 佐藤円
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