7月24日(木) 国際親善試合
U23日本 2 - 1 U23オーストラリア (19:00/ホムスタ/17,185人)
得点者:34' アーチー・トンプソン(U23オーストラリア)、41' 香川真司(U23日本)、89' 岡崎慎司(U23日本)
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18人での戦いが始まった。まずは壮行試合の1戦目オーストラリア戦を、チーム立ち上げ以来初の逆転勝利で飾り、18人での幸先の良いスタートを切った。「非常に良い試合。自信になる」と反町監督も喜びの表情を見せた。もちろん、まだまだ課題もあるが「でも、今うまくいきすぎるより、ミスでの失点を本番でやってあたふたするよりいい」と内田篤人を始め、選手たちは冷静さを見せていた。
テストの色合いの濃いメンバーがスタメンに並んだ。GKは山本海人。「もうずいぶん前から決めていたことだ(反町監督)」というが、本番直前にサブGKの起用には驚かされた。ただ、山本本人は「選手たちのJリーグでの連戦での疲れを考慮するとスタッフが話していたので、先発は驚きではなかった」と話すなど、落ち着いたものだった。スタメンは予想通りの4バックに、ダブルボランチは本田拓也、細貝萌という手堅い2枚が入った。本田、細貝という共に守備力を売りにする選手が入ることで、前線との連動性が試合開始当初はないように見えたが、時間と共に解決していった。また、香川真司が中盤の左で先発し、本田圭佑は右に回った。本田が中に絞ってキープ力を活かすことで右SBの内田篤人が攻撃参加するスペースが生まれた。香川は縦横無尽に動き回る運動量と、フィニッシュへ直結するプレーを見せた。前線には李忠成と森本貴幸の2トップ。まだまだコンビネーションが合わない場面もあったが、内田、李、森本、香川が絡んだ1点目は2トップならではのものだった。
試合は34分に先に先制を許してしまう。それもディフェンスラインでの吉田麻也のパスともトラップともつかない中途半端なボールを相手に奪われ、そこからの失点。ただ、反町監督が「吉田もああいう失点をしたということで、後半集中してアグレッシブに競り勝つことができたので自信にしてもらいたいと思う」と話しているように、試合の中で落ち込むことなくメンタルもプレーも立て直しができたことは収穫だ。
失点の7分後には早くも同点とする。これも練習通りと反町監督が太鼓判を押す得点。右サイドで内田がボールを持った際、前線で複数が動き出し、李がスルーしたボールを森本につなぎ、最後は香川が冷静に決めた。李は「モリ(森本)にはオレのところに戻して欲しかったんだけど」と笑ったが、チームとしての得点は指揮官の期待通りのものだった。
後半に入り、日本にもオーストラリアにも疲れが見え出す。立ち上がりオーストラリアにチャンスが訪れるが、その後はどちらともつかない展開となる。だが、勝負は後半ロスタイムに入ってからだった。左サイドの安田理大からチャンスが生まれ、途中出場の岡崎慎司が豊富な運動量から頭で泥臭く決めた。途中出場の安田、谷口博之、岡崎の3人が絡み、高身長の相手に対し低いボールで勝ってみせた、意味のあるゴールでもあった。
試合は2-1で終了。たった二日間の準備期間しかなかったにも関わらず、まずは18人での好調な滑り出しを見せた。まだ完璧なコンディションでもなければ、選手間の細かい確認事項も残っている。それでもこの日先発した山本海人が「軸はぶらさないで、臨機応変に、変幻自在に対応できるチームが強いチームだと思う」と話すような、どんなメンバーでもどんな相手でもこの18人なら戦っていける、そんな自信を持つきっかけになりそうな試合だった。あと2週間、この1試合の結果でぶれることなく北京への道を邁進してほしい。
以上
2008.07.25 Reported by 了戒美子
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<第一試合>
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