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【J2:第28節 湘南 vs 熊本】プレビュー:「芯」を再確認した湘南がホーム連勝を期す。一方の熊本は第1クールのリベンジなるか。(08.07.27)

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7月27日(日)J2 第28節 湘南 vs 熊本(19:00KICK OFF/平塚
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 アジエルの負傷が伝えられたのは、今週火曜のことだった。チームとしてのダメージはもとより、なにより辛いのは彼自身に違いない。FW石原直樹も、「本人がいちばん辛いはず。これからというときだったし」と、ホットラインをつくる盟友の忸怩たるおもいを代弁する。だが心配をかけまいと思ってのことだろう、当のアジエルは、「ダイジョウブ」と親指を立て、いつものように白い歯を見せて湘南を後にしたのだった。

 前節の岐阜戦で、そのアジエルのポジションに入った永田亮太は言う。
「アジエルがいない分やってやろう、というよりも、“やらなアカン”と思ってます。ここで結果を出していくことが、アジエルが帰ってきたときにチームがより強くなる要素やと思うから。僕自身はつねに自分らしく頑張りたい」

今節、湘南はそのアジエルとともに、DFの要である斉藤俊秀を出場停止で欠く。迎え撃つは、現在14位に位置する熊本だ。しかしリーグの現在の混沌ぶりが示すとおり、どの勝負も紙一重であることは言うまでもない。事実、第2クールに入ってからというもの、熊本は広島と仙台からアウェイで勝点1をもぎ取り、C大阪をホームで降すなど上位陣を軒並み苦しめている。

前節の愛媛戦では前から厳しくプレスを仕掛け、相手のビルドアップを阻みにかかった。勝負を決する虎の子の1点は、自陣でのボール奪取が起点となっている。パスカットからカウンター気味に攻撃へと転じ、わずか数秒でゴール前に大挙したうえで市村篤司がミドルを沈めたのだ。反面、相手にプレスをかいくぐられてシンプルに繋がれたときには危険な場面も見受けられたが、敵に襲い掛かる彼らの積極性や粘りは、下位に甘んじている現実とは相反する脅威といえよう。現在10ゴールで得点ランク上位に名を連ねるFW高橋泰の存在も然りである。

 ところで、おもえば永田のJデビュー戦は今季第4節、アウェイの熊本戦だった。スタメンに抜擢された大卒ルーキーは、ゲームのファーストタッチの段階でいきなりゴール前に飛び込みヘディングシュートを見舞っている。「ああいうプレーは得意分野です。試合前からイメージしてました」と振り返る彼特有のダイナミズムである。そして相手ゴールを脅かす彼らしい躍動は、岐阜戦でも再三見せていた。

 チームに話を戻そう。湘南はその岐阜戦で4試合ぶりの無失点ゲームを演じた。猛攻実らずゴールこそ割れなかったが、前節や前々節の愛媛戦のように攻撃的なディフェンスで相手を封じ、主導権を手繰り寄せていく闘いこそが菅野湘南の真骨頂だろう。と同時に、試合の入り方についても安定感が伺える。我慢の時間帯は当然どのゲームにも訪れるが、今節の熊本戦でもチームのそうした芯の部分、すなわち原点を継続して発揮したい。

アジエルの不在をフォーカスされてしまうのは仕方ないかもしれない。ただ思い出されるのは、執拗なマンマークを受けた試合の際のアジエルの言葉だ。
「相手がそれだけ自分を意識しているのは光栄なこと。でも、サッカーは僕ひとりでやっているわけじゃないから」
 
チームの苦境を凌駕するのは結束に他ならない。「不撓不屈(ふとうふくつ)」と斉藤は語り、石原は、「いままでのプレーにプラスして、さらに貪欲にゴールを狙っていきたい」と口にした。あらためて目の前の試合と向き合い、海の向こうまで歓びの報せを届けたい。

以上

2008.07.26 Reported by 隈元大吾
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