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【J1:第19節 G大阪 vs 大分】レポート:リーグ最小失点を誇る大分の守備をこじあけられず。G大阪がホームで約3ヶ月ぶりの黒星。(08.07.27)

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7月26日(土) 2008 J1リーグ戦 第19節
G大阪 0 - 1 大分 (19:03/万博/17,619人)
得点者:69' エジミウソン(大分)
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五輪代表、およびケガ等で離脱している主力選手を欠いての一戦であることはホームのガンバ大阪にも、アウェイの大分トリニータにも共通して言えることだったが、その中でいかに『勝ち』に泥臭く、しぶとく拘った戦いか出来るか、という部分では、結果同様、大分に軍配があがった試合だった。

FW平井将生、MF倉田秋、DF下平匠といった若手を先発メンバーに据えて挑んだG大阪は、立ち上がり数分間こそ主導権をとった展開で試合を進めたが、それもわずか5分ほど。5分に大分MF金崎夢生の強烈なロングシュートでヒヤリとさせられてからは、一気に形勢が大分に傾いていく。それもそのはず、ボールを奪ってもミスが多く、攻守が連動していかない。本来ならボールを動かし、人を動かすことでリズムを見出すG大阪の攻撃力だが、運動量があがっていかず、おまけに大分の激しいプレッシャーの前にシュートにすら持ち込めない時間帯が続く。前半のシュート数、2本という数字がそれを象徴するもの。全くもって『ガンバらしい』攻撃は形を潜め、苦しい展開が続く。

そうしたG大阪を尻目に大分は、気持ちの感じられる動きで徐々にG大阪を押し込んでいく。先にも書いた通り、五輪代表2人をはじめ、主力を欠いての戦いではあったが、代わって出場した選手が、そうしたマイナス要素を全く感じさせないパフォーマンスを展開。戦術に対する全員の共通理解が感じられる中でリズムを掴む。それでも前半、放ったシュート8本はゴールには繋がらず、スコアレスで折り返す。

後半、G大阪は立ち上がりからFW平井をFW山崎雅人に、MF倉田をMF佐々木勇人に代え、システムを3−5−2にして反撃に出る。その中で、右サイドハーフに入ったMF佐々木が運動量を示しながら攻撃を牽引していくが、なかなか大分の堅いディフェンスをこじあけられない。しかも、前がかりになる中で、大分のカウンターに対する意識が薄れたのか、守備に関しては後手を踏む展開になってしまう。

大分はそうしたG大阪の穴を見逃さず。ゴールをこじあけたのは69分、大分のMFエジミウソンだった。ボールを奪い、一気に攻撃に出ると、右サイドでFWウェズレイ、MF高橋大輔と繋ぎ、2枚のDFをうまく交わしてMFエジミウソンへ。それを右足できっちりと決め、大分がアウェイで貴重な先制点を叩き込む。となれば、リーグ最小失点を誇る大分が、より守備を堅め、ビハインドを追いかけるG大阪が攻勢にでるのは当然のこと。74分にはDF下平に代えてリーグ戦初出場となるFW岡本英也を投入。更に前線に厚みを持たせたG大阪は、怒濤の攻撃を仕掛けるが、FWルーカスの放ったダイビングヘッドは大分GK下川誠吾が落ち着いてセーブ。FW山崎が放ったヘディングシュートもバーに嫌われ、ゴールを割れない。しかも時間が経つほどに大分の守備への集中力はより高まりを見せ、G大阪の攻撃を寄せ付けない。 「うちのペナルティエリアでの守備のシステムが機能したと思うし、それによって相手の攻撃も苦労したと思う」とはシャムスカ監督のコメントだが、まさにその通り。G大阪の攻撃の迫力が足りなかったという見方もあるが、それ以上に大分の守備における迫力が勝ったという印象。加えて、冒頭に書いた、『勝ち』に対する執念という点でも、だ。
 
結果、大分が0-1で勝利。カップ戦を含めてではあるものの、05年以来となる『7戦無敗』のタイ記録を打ち立てて、万博競技場を後にした。

以上

2008.07.27 Reported by 高村美砂
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