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【J1:第22節 大分 vs 大宮】レポート:DF森重真人が北京五輪での敗戦の思いをゴールにぶつける。大分は9戦負けなしで首位との勝点差を2に縮める。(08.08.25)

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8月24日(日) 2008 J1リーグ戦 第22節
大分 1 - 0 大宮 (18:05/九石ド/18,171人)
得点者:86' 森重真人(大分)
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大分がリーグ戦9試合負けなしと不敗神話を続行した。

大宮の樋口靖洋監督が試合後の記者会見で、「ゲーム前、ロースコアの試合になるだろうと予想していたが、その通りの試合展開となった。どちらが先に決めるかという試合。プラン通りだったが、ひとつのプレーに泣いた」と話したが、両チーム試合立ち上がりから、お互いに相手の良いところを消し合うディフェンシブなサッカーに徹する。大宮・FWラフリッチが大分・ディフェンスラインの裏を飛び出すなど、数度のチャンスはあったものの、互いの固いDFや、GK西川周作(大分)、GK江角浩司(大宮)の好セーブなどもあり、得点の気配すら感じられなかった。0−0で前半が終了。

ハーフタイムに大分・シャムスカ監督は、「スペースがあまりないので、森島にボールを当ててスペースをつくるように」大宮・樋口靖洋監督は「もう一度頭を整理して、45分バトルして勝って帰ろう」という指示を送って選手たちを後半のピッチに送りこんだ。

両チームとも固いディフェンスで、攻め手がないながらも、得点を奪いにいこうと攻め続けたが、なかなかゴールは生まれない。このまま、スコアレスドローで試合終了を迎えるのかという空気がスタジアムに漂っていた後半終了間近、この男が決めた。

大分・DF森重真人。後半41分、FWウェズレイのCKからチャンスを掴んだ。「(高橋)大さんにボールが当たって、目の前にこぼれてきた。大さんより早く蹴ろうと思った。」

北京オリンピックから復帰して、2戦目の森重だが、誰よりも一瞬のチャンスをものにする大切さが分かっている。
五輪予選リーグのアメリカ戦の前半、CKからの決定的なチャンスを外してしまった。初戦を落としてしまった日本はそのまま3連敗。「あそこで決めていれば、残りの2試合も変わったかもしれない」悔しい思いを胸にかかえたまま帰国。「厳しいかもしれないけど、あの瞬間、日本中の人たちが、テレビの前で、あ〜って叫んだと思う」と報道陣からの言葉に対して、「そう言われるのは分かっていました。メダルに届くってことがどれだけすごいことか、五輪に出て分かりました」。帰国後、チームの精神的柱のMF鈴木慎吾がガックリと肩を落とし抜け殻のようになっていた森重と西川に対して「これで終わりではないんだ。世界を肌で感じてきたと思うが、感じているだけではダメ。それをチームで生かしてくれなきゃ」と檄を飛ばしてくれたという。

その悔しさと責任を感じた森重はしっかりと、その想いをゴールにぶつけた。
「強いチームはどんな状況でも最後の最後には勝つんだ。五輪で精神的に成長したと思う」。笑うと頬にエクボができるベービーフェイスの森重だが、世界で積んだたくさんの経験をしっかりとした表情で語った。
順位は4位のままだが、首位の浦和とはわずか勝点差2になるため、他チームの試合結果によっては、今後首位に踊りでる可能性も十分にある。不敗神話はどこまで続行できるのか。今の大分は負ける気がしない。

以上
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