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【J2:第35節 岐阜 vs C大阪】プレビュー:共に正念場の両チーム。岐阜よ、戦術云々ではない、求めるのはサッカーの原点であるファイティングスピリットだ!(08.09.15)

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9月15日(月)J2 第35節 岐阜 vs C大阪(15:00KICK OFF/長良川
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岐阜は今、正念場を迎えている。第一クールと第二クールで得たものを融合させ、さらなるチームのベースアップをかけて臨んだ第三クールだったが、待っていたのは厳しい現実であった。

第三クールに入ってから4試合を消化して1分3敗。直近では3連敗、第二クール終盤を含めて、9試合で4分5敗と勝ち星から遠ざかっている。不安感を大きく煽っているのが、第三クール4試合の試合内容だ。これまでは引き分けでも希望を感じるものであったが、第31節の徳島戦は不安のみが募る内容であった。そしてアウェーの草津戦は力負けをし、ホームの愛媛戦では相手の術中にまんまとはまった。前節の広島戦に至っては、エース佐藤寿人を代表招集で欠いた相手に、オウンゴール2発を含む大量7失点。光明が一向に見えてこないのが現状だ。

今の岐阜が誰がいいとか、誰が悪いとかいうレベルではない。まずチームとして機能していない。松永英機監督の理論や状況を見た作戦はあれど、これまではそれがピッチ上で表現をされていたが、今はそれが明確な形となって見えてこない。なぜなら、ピッチ上にいる選手たちの気持ちがひとつではなく、バラバラのように感じてしまうのだから、戦術以前の問題となっている。

今、岐阜がすべきなのは、対戦相手に対してどう戦うかの前に、目の前の試合をチームがどういう精神状態で臨むか。危機感を持って、『一戦必勝』の強い気持ちで臨まなければならない。相手どうこうでなく、まず自分たちがピッチに立つに相応しいファイティングスピリットを持っているか。相手と真っ向から対峙する強い意思があるか。もはや戦術どうこうの問題ではなく、メンタル面への直接的な働きかけなくして、現状打破は臨めない。

筆者はこれまで岐阜以外のいろんな地域、いろんな国へ行って、チームや指導者の取材を重ねてきたが、どの国でも戦術的な部分はウェイトを置きながらも、最終的にはメンタル面への働きかけにウェイトを置いている。どんなに立派で、理路整然とした対策や戦術があっても、それを実行するのは人間である。サッカーをするのは人間であるのだから、どんなに完成度の高いものを用意しても、その人間の精神状況が整っていなければ、意味を成さなくなる。今の岐阜はまさしくその状態である。だからこそ、ここで遇えてメンタル面のことを強調しなければならない。

一方のC大阪も岐阜とは立場が違えど、正念場を迎えている。J1昇格を目指しているC大阪は、首位と勝点25差、入れ替え戦ラインの3位まで3差で現在6位と、もうこれ以上引き離されることが許されない状況となっている。
現在、チームは3連敗後に2勝1分けと上昇気流に乗っており、このいい流れに水をささないように、この試合もきっちりと勝点3を奪いたいところ。明るい話題といえば、前節出場停止だったMF香川真司が復帰することか。やはりC大阪にとってこの男の存在はとてつもなく大きい。正確なパスとポジショニングでチームにバランスをもたらすだけでなく、鋭いドリブルで攻撃に大きなアクセントを加える。ここに好調を維持するMF乾貴士が、変幻自在のプレーで絡んでくることで、一気に予測しづらい攻撃を可能にする。前線では身体能力と高い決定力を誇るFW小松塁が待ち構えており、岐阜にとってはこれまでの相手以上に守りづらい相手だろう。

好調を維持するが、J1昇格に向けては正念場が続くC大阪。降格の危機は存在しないが、チームの今後を考えると正念場といえる岐阜。どちらの危機感が、強烈なメンタリティーとなってピッチ上に現れてくるか。それが勝敗を分ける明確なポイントとなり、かつここで出た結果が、良しも悪しもチームの今後に反映されてくるだろう。

以上

2008.09.14 Reported by 安藤隆人
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