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【J1:第24節 千葉 vs 東京V】レポート:アレックスミラー監督の選手交代策が的中し、形勢を逆転させた千葉が勝利。東京Vは無得点に終わった前半を悔やむ。(08.09.15)

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9月14日(日) 2008 J1リーグ戦 第24節
千葉 2 - 0 東京V (19:00/フクアリ/15,353人)
得点者:49' 巻誠一郎(千葉)、68' 深井正樹(千葉)
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 前半終了時点では、このままでは千葉が勝点3を獲得するのは難しいと思われた。千葉は1トップのFW巻誠一郎の後ろに左からMF谷澤達也、FW新居辰基、FW深井正樹というドリブルでの仕掛けやスピーディーな突破を得意とする選手を並べてスタート。谷澤、新居、深井はポジションを次々入れ替えながら攻めの形を作ろうとしたが、DFの背後を狙ったロングパスに新居や深井が反応して飛び出してもあと一歩のところで合わない。ドリブル突破を図っても東京Vの守備の前にシュートまで持ち込めず、前半の終わり頃には新居が動き出しをしてもそのタイミングでパスが出てこないことが何度もあった。

 前節はスタメンのMFの菅原智、富澤清太郎を怪我で欠いた東京Vは、センターバックのDF那須大亮をボランチで起用。センターバックにDF土屋征夫、右サイドにMFレアンドロを入れて臨んだ。攻撃陣が目まぐるしくポジションを変え、ダイレクトパスを織り交ぜながら左右にボールを動かす。千葉のプレスをかいくぐる攻撃で主導権を握った東京Vだったが、10本のシュートを打った前半に無得点に終わったことが結果に大きく響いた。

 千葉のアレックスミラー監督は、後半からボランチのMF戸田和幸に代えてMF工藤浩平を入れた。「時間を作るプレーを心がけた」工藤によって中盤でタメができ、攻撃が活性化。49分、谷澤のパスを右サイドで受けた工藤がクロスボールを入れると、巻が東京VのDF和田拓三と競りながらダイビングヘッドのシュートを決め、待望の先制点を奪った。実はこの得点はJ1リーグ通算13,000ゴールだったのだが、チームバスがスタジアムを出た後に広報がとったコメントで、巻は「チームの大事な試合での記念ゴールをたいへん嬉しく思います。まずは勝利に貢献できたことが大事。これからもより多くのゴールを決められるよう頑張っていきたいと思います」とチームの勝利を第一に語った。

 体は強くないものの的確なポジショニングと巧みなボールコントロールでボールを奪える工藤が入ったことで、セカンドボールが拾えるようになった千葉は試合の流れを引き寄せた。68分には巻が東京VのDF萩村滋則に倒されて得たPKを、深井が左上隅にきっちりと決め、試合の流れだけでなく勝利も千葉サイドにグッと引き寄せた。

 69分に萩村が警告2回で退場して数的不利となった東京Vだが、個人技の高さと連係プレーで反撃。だが、最後のところで体を張る千葉の守備もあってシュートの精度を欠き、無得点で敗れた。試合後、東京Vサポーターからはブーイングされたものの、那須は「2失点目はいろいろあったけど、1失点目は小さなミス」と話し、DF服部年宏は「結果が出なかっただけで、悲観することはない」と敗戦も前向きに捉えていた。

 この日、ゴール裏には『残留』の大きな文字にサポーターの寄せ書きが加えられた横断幕があった。試合に勝ったが、「相手に退場者が出て運があった」(工藤)のも事実。2−0にした後はやや受け身になり、東京Vが攻めやすい戦い方をしてしまった点も含め、J1残留を確実なものにしていくうえで課題はまだ多い。だが、まずは「試合の入り方はたぶん硬くなると思う」(DF青木良太)次節の札幌戦で、勝利という結果を出すことが重要だ。今は内容よりも結果が大事な千葉の選手には、その結果を出せる力があるはずだ。

以上

2008.09.15 Reported by 赤沼圭子
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