アデレード 2 - 1 ワイタケレ (19:45/国立/19,777人)
得点者:34' ポール・シーマン(ワイタケレ)、39' ダニエル・マレン(アデレード)、83' トラヴィス・ドッド(アデレード)
チケット情報|FCWC特集サイト|全試合日本テレビ系列で生中継
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アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)が苦しみながら2対1でワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド)を下し、準々決勝進出。アジア王者ガンバ大阪への挑戦権を手にした。
隣国の“オセアニア対決”を制したのはアデレード。前半、圧倒的にボールを支配しながらGKガレコヴィッチのイージーな失策を突かれワイタケレMFシーマンに先制弾を許すも、得意のセットプレーから2得点。39分、右CKを大外で合わせたマレンが教科書どおりのヘッドを逆サイドに決めて同点に追いつくと、終了8分前にはリードの右FKにキャプテンのドッドがこれまたヘッドで合わせて2対1と試合をひっくり返した。
試合前の予想は圧倒的にアデレード有利だった。だが、それを覆したのは、アマ集団ワイタケレの奮闘だった。序盤から11人全員が自陣に押し込まれる苦しい展開が続きながら、最後は体を張った必死の守備でゴールラインだけは割らせず、その懸命なプレーは集まった約2万人の観衆をも味方につけた。
12分にはスパヌオーロ、19分には右ショートCKからジャミーソンに強烈なシュートを許すも、GKギレスピーのファインセーブで難を逃れ、リズムを掴んだ。
34分には、相手のミスに乗じてMFシーマンの初シュートで今大会の初得点。その後2失点はしたが、後半はカウンターからチャンスを作る場面も目立ちスタンドを沸かせた。後半立ち上がり、フィジー出身のMFクリシュナがスピードある突破を見せると、終盤には途中出場のヴィンセント、ピメンタ、トトリらが高いテクニックを見せ、相手ゴールに迫った。
惜しくも2年連続で初戦敗退とはなったものの、立ち上がりの連続失点でまったく可能性を感じなかった昨年に比べて、大きな成長をうかがわせた。確かに、オセアニアと他の大陸を比べれば実力差はまだまだある。それでも「トーナメントに出る資格を示せたと思う」。ワイタケレがこの一戦で更なる自信を手に入れたことは間違いないだろう。
一方のアデレードは、勝つには勝ったものの、思わぬ苦戦を強いられた。カッシオ、ササ・オグネノブスキ、ジエゴと主力3人を欠いてはいたものの、ゴール前を固めてきたワイタケレに有効な攻撃を仕掛けることができなかった。
「ワイタケレはやる気に漲っていて、強い気持ちで我々に挑んできていた」(MFドッド)。
ボール支配率64%、シュート数19対6、CK数19対3と数字で圧倒しながらも、内容が伴わず。一時はビハインドを背負うなど、思うような試合運びとはいかなかった。
期待されたエースFWクリスティアーノは、ワイタケレのタフなフィジカルに苦しみ、ゴール前ではほとんど仕事をさせてもらえず。20歳のMFジャミーソンは得意の左足を武器に、セットプレーから何度か際どいシュートを見せたが、ゴールマウスを捉えることはできなかった。
それでも、最終的には勝ってガンバ大阪へのリベンジの機会を手に入れたアデレード。ACL決勝では、2試合で0対5と大敗するなど大きな屈辱を味わった。それだけに、今回は雪辱の気持ちが強いはずだ。
以上
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