アデレード 0 - 1 G大阪 (19:30/豊田ス/38,141人)
得点者:23' 遠藤保仁(G大阪)
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「ACL決勝で2試合戦ったアデレード・ユナイテッドとは違うチームが来ると思って試合に臨まなければいけない」。
試合を迎えるにあたり、そう話していたのはガンバ大阪・西野朗監督だが、実際、今日のアデレードに過去2試合の姿はなかった。G大阪の攻撃に対し、前線から激しくプレッシャーをかけ、人にボールに厳しくボールを奪いにかかる。立ち上がりから15分間、ボールが落ち着かず、G大阪が思うように攻撃を組み立てられなかったのは、慣れないピッチということもあったのだろうが、想像以上に相手の厳しいプレスにさらされたという見方をすべきだろう。
しかも、立ち上がりわずか20分でMF佐々木勇人が右足を痛めるアクシデント。これにより、G大阪は早々にFW播戸竜二がピッチに入る。「攻める姿勢のメッセージ。押し込まれていたので、その中で誰を選択するかを考えた(西野監督)」という判断により、システムを4−5−1から4−4−2に変更。大会前から何度も口にしてきた『G大阪らしい攻撃』への意思統一を図る中で、仕切り直しとなる。
そんな中、待望の先制弾を決めたのは、やはりこの男、MF遠藤保仁だった。
中盤からMF明神智和、MF二川孝広と繋ぎ、前線へ浮き球のパス。このタイミングですかさず前線に飛び出したFW播戸竜二が「逆サイドをヤット…らしき影が走ったのが見えたので、そこにあわせようと思った。もう少し前に出たら自分でとも思ったけど、ちょっと窮屈な感じもあったので、出すことを考えた」中で、左から走り込んだMF遠藤保仁へヘディングでパス。受け手のMF遠藤もまた「明神から二川にパスが渡った時に、真ん中が動き出してスペースが空いたので来ると信じた走った」という『あ・うん』のタイミングでボールを受け、うまくゴールへ突き刺した。
これで気持ち的には楽に進められると思われたが、やはりこれが『3度目の対戦』の難しさであり、『世界』の厳しさだろう。いや、ACL決勝と同様に、作り出したゴールチャンスを確実に決める決定力があれば、展開はまた違ったかもしれないが、残念ながらそうはいかず。1点を失ってからもアデレードの集中が途切れないこともあり、追加点が奪えない。それは後半に入ってからも変わらず。全体をコンパクトに保ちつつ、MF二川孝広やMF遠藤保仁ら、中盤の選手が積極的にアタッキングサードに仕掛けることでゴールチャンスを作り出すが、肝心のゴールが決めきれずに時間が過ぎていく。しかも、84分には再びアクシデントがG大阪を襲い、攻撃の軸となっていたMF二川孝広が無念の負傷交代。これにより、MF武井択也を投入し、残り時間を守り切ろうという姿勢を強めたG大阪だったが、 受け身にまわったG大阪をアデレードは見逃さず。スタートから示し続けていた『運動量』を保ちつつ、前線に人数をかけて攻勢に出ると、強靭な肉体を武器に果敢にG大阪ゴールを攻め立てる。結果、4分と表示されたロスタイムも圧倒的にアデレードにペースを掴まれ、ヒヤリとさせられるシーンが続いたが、アデレードの決定力不足にも助けられ、ゴールは割らせることなく1−0で試合終了。内容的には、選手それぞれが反省を口にしたように、課題の残る90分となったが「トーナメントなのでどんな内容であれ勝つことが大事」とMF遠藤保仁。実際、その言葉通りで、同じ相手と3度戦うこと、しかも、勝つことの難しさを考えれば、『勝利』を手にした事実に胸を張り、自信を持ってもいいはずだ。
この結果、『世界』への第一歩を勝利で飾ったG大阪は、18日、いよいよマンチェスアター・ユナイテッド戦に挑む。
以上
2008.12.15 Reported by 高村美砂
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