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【Jリーグプレシーズンマッチ SDT CUP 2009 清水 vs 磐田】プレビュー:開幕前のチェックポイントが盛りだくさんの静岡ダービー。サテライトのゲームと合わせて2試合たっぷりと見届けたい(09.02.20)

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2月21日(土)Jリーグプレシーズンマッチ SDT CUP 2009 清水 vs 磐田(13:30KICK OFF/日本平
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 試合前日の練習でピッチに立ったのは、登録選手31人、プラス特別指定選手2人。別メニュー調整さえ1人もなく、33人全員で同じ練習メニューをこなすというのは、開幕前とはいえ非常に珍しいことだ。しかも、ハードな鹿児島キャンプを終えた直後でこの状況というのは、清水の仕上がりの順調さを象徴している。長谷川健太監督も「選手たちがきちっと(始動前から)準備してきたという表れだと思う」と大きな手応えを感じている。

 開幕を2週間後に控えたプレシーズンマッチでの静岡対決を前に、清水のほうはフィジカル面でも戦術面でもやるべきことを順調に済ませており、開幕戦に向けて細かい部分のチェックを行なうという本来のテストマッチとしての目的をきっちりと果たすことができそうだ。
 もちろん、キャンプで蓄積した疲労はまだ残っているが、その中でどれだけ力を発揮できるかという部分も大事な見どころとなる。また、左ふくらはぎに痛みを抱える永井雄一郎はまだ実戦復帰は厳しそうだが、それでもポジション争いは非常に熾烈で、チェックすべきポイントはかなり多い。

 まず、もっとも気になるのは、昨年のキャプテン、高木和道が抜けたDFラインの安定感や連携がどうなのかという部分。現時点では、高木和の位置には昨年急成長した岩下敬輔が入る可能性が高く、これはすでに公式戦でも実績のある形。そのうえで岩下本人も「ミスを減らし、自分の色も出していきたい」と意気込みを語っており、彼自身の球際やハイボールへの対応だけでなく、守備組織としてうまく連携ができているかという点に注目したい。

 また、ヨンセンと岡崎慎司の組み合わせが予想される2トップのコンビネーションも楽しみな部分。岡崎が日本代表で不在だった関係で、まだ一緒にプレーした期間は少ないが、「(ヨンセンは)高さがあるし、サイドに流れてキープしてくれたりするので、その間に自分が裏に飛び出したり、バリエーションというのは増えると思う」(岡崎)と楽しみな要素は多い。2人ともゲーム中はお互いに適切な距離を保ってプレーすることを意識するはずなので、そこから生まれる組み立てやチャンスメークには大いに注目したい。
 中盤との絡みという意味でも、「前線がしっかりキープしてくれるから飛び出していきやすい」とボランチの山本真希が語っており、2トップがキープして中盤の誰かがサポートし、サイドへ展開という形をどれだけスムーズに出せるかという点も、ぜひチェックしたい。

 交代枠は6人なので、当然途中での選手交代は公式戦より多いはず。開幕スタメンを予想する意味でも、各選手のコンディションは確認したいところ。「すべての面をチェックしたいが、勝負にもこだわって戦う」と語る長谷川監督としては、この試合で試行錯誤の段階は終わらせ、あとは開幕まで細かい部分の修正や質の向上を図っていきたいという狙いがある。それができれば開幕戦にも良い状態で臨むことができるため、明日の時点で大きな問題が表面化することなく、ある程度の完成度を見せられるかどうかというのは、最大のポイントになるだろう。

 対する磐田は、システムを昨年の3-5-2から4-4-2に変えたばかりなので、まずは4バックの安定感という部分が大きなチェックポイントになる。ただし、清水とは対照的に故障者が多く、DFラインに関しても茶野隆行、駒野友一、鈴木秀人の3人がケガで欠場濃厚。そのためセンターバックには大井健太郎、左サイドバックには山本脩斗や岡田隆らの起用が予想されるが、彼らがアピールする場としては、清水の攻撃陣は非常にやりがいのある相手と言える。

 攻撃面では、両サイドのMFとボランチが2トップへのサポートをしっかりとできるかどうか。また、今年はサイドチェンジを有効に使ったサイド攻撃に力を入れているため、長いパスとショートパスをバランス良く組み合わせて、ピッチの幅を最大限に生かした組み立てができるかどうかというあたりが、注目点になりそうだ。

 両チームともキャンプの疲労が残っていて、身体は多少重い状態だろうが、チェックポイントは盛りだくさん。本番のキックオフは13時30分だが、10時30分からサテライト同士のゲームもあり(10時開場)、2試合まとめて選手層の厚みや仕上がり具合を確認できるという意味でもお得なゲーム。当日券もまだまだ残っており、「日本平スタジアム」の名前で行なう最後の試合に足を運んでみる価値は十分すぎるほどあるだろう。

以上

2009.02.20 Reported by 前島芳雄
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