3月7日(土) 2009 J1リーグ戦 第1節
千葉 0 - 3 G大阪 (15:03/フクアリ/17,916人)
得点者:39' レアンドロ(G大阪)、46' 明神智和(G大阪)、67' チョジェジン(G大阪)
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昨季の開幕戦ではG大阪の決定力不足にも救われ、守備で粘ってスコアレスドローに持ち込んだ千葉だったが、今季の開幕戦はそうはいかなかった。守備では以前からの課題であるセットプレー時の弱さが、2失点の場面で露呈。そして、攻撃ではゴール前での連係、パスやシュートの技術にミスが出るなど、多くの課題を残した開幕戦となった。
千葉は、ディフェンスラインの4人(坂本將貴、池田昇平、ボスナー、青木良太)は昨季のメンバーのままで、MF下村東美とダブルボランチを組んだのは新戦力のMFアレックス。MFの谷澤達也と工藤浩平が左右のサイドハーフに入り、FWの巻誠一郎と深井正樹の2トップでスタートした。対するG大阪は、昨季のディフェンスライン4人のうちのDF中澤聡太がDFパク・ドンヒョクに代わり、MFの遠藤保仁と明神智和のダブルボランチ、左右のサイドハーフはMFの寺田紳一と橋本英郎、2トップはFWのルーカスと新戦力のレアンドロというスタメンを組んだ。
前半はパスをつないでサイドを突き、時には中央から仕掛けるなどバリエーションのある攻撃を見せたG大阪が、やや優位に試合を進めた。だが、千葉はカウンター攻撃で応戦し、18分には深井のシュートがゴールポスト直撃という決定機があった。だが、左膝を負傷したDF加地亮に代わって25分にFWチョ・ジェジンが入り、G大阪が攻撃への意識をより高めると、39分にそのチョ・ジェジンが起点になり、ルーカスのパスを受けたレアンドロが先制ゴール。それに対して、千葉は40分には巻、41分には深井がオフサイドぎりぎりでシュートを打つが、いずれもゴールの枠をわずかに外れて決まらなかった。
千葉にとってダメージが大きかったのは、後半開始わずか1分の失点だった。G大阪がショートコーナーで遠藤が上げたボールを山口がヘッドで落とし、そこに明神が滑り込むようにして決めたゴールだ。その4分後に、千葉は深井のシュートのこぼれ球に巻が反応して得点したかに見えたが、判定はオフサイド。点差が縮まらず、千葉は攻守で選手の距離感の悪さが目立ってくる。攻撃では、巻がボールを落としても味方が近くにいないためこぼれ球を拾えなかったり、選手同士の距離が近すぎたり遠すぎたりして、思うようにパスをつなぐことができない。程よい距離を保って選手が動きながらダイレクトパスをつなぐG大阪とは対照的な姿だった。また、守備ではG大阪がセカンドボールに素早く反応してカバーし合う距離を維持したが、前半は相手を挟んでボールを奪えていた千葉も後半は選手が単独でボールを追ってはかわされる形が多くなり、前線からの組織的なプレスは機能しなくなった。
加地の負傷交代というアクシデントがあったものの、G大阪は選手個々の能力の高さと優れた連係プレーでマイナス要素をはねのけ、内容も結果も勝利を得た。富士ゼロックス・スーパーカップで出た問題点をしっかりと修正してきた姿は見事というしかない。
千葉はもう少し選手がお互いに要求し合って、試合中に問題点を修正できるようにならなければ苦しい。特に、距離感を含めた攻守の連係の構築は、時間がかかればかかるほど結果が出なくなってきついことは、昨季でよくわかっているはずだ。
以上
2009.03.07 Reported by 赤沼圭子
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