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【AFCチャンピオンズリーグ 浦項 vs 川崎F】プレビュー:共通の攻撃スタイルを持つ両チーム。中央とサイドとの使い方がポイントとなりそう。(09.03.18)

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3月18日(水)AFCチャンピオンズリーグ 浦項 vs 川崎F(19:30KICK OFF/浦項)
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ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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 先日行われたACLの天津戦で今季公式戦初勝利を飾った川崎Fは、連勝を狙って乗り込んだアウェイのの神戸戦で逆転負けを喫した。

 2位でシーズンを終えた去年の戦い、つまり攻撃的なサッカーに関塚監督は堅牢な守備を付け加え、昨季のサッカーをさらに進歩させようとしてきた。しかしまだチームの骨格は固まっていないという状況にある。また開幕からの公式戦3試合で3ゴールと、持ち前の攻撃性も思うように発揮できておらず、川崎Fが解決すべき課題は多いといえる。そういう状況下でのアウェイでのACLの戦いは普通に考えれば難しいものになる。しかし、こと川崎Fに限ってはそうセオリー通りにいかないのが面白いところである。

 07年にACLに出場したときもそうだったのだが、川崎Fの選手たちはこの大会に参加することを心から楽しんでいる。たとえばチーム最年長の寺田周平は、07年と同様に今回も戦う姿勢と同レベルで、アウェイでの戦いを楽しんでおり、それはチーム内に広く共有される認識となっている。だからこそ、この試合が国内での悪い流れを断ち切るいいきっかけになる可能性があると考えるのである。

 現時点での川崎Fの流れの悪さは、いくつかの修正すべきポイントとして表すことができる。その中でも攻撃時の流動性については、谷口博之と中村憲剛との位置関係が調整される中で徐々に解消されつつある。あとは、点が欲しくなると、中、中へと人とボールが集まりがちになる悪弊をどうコントロールさせるのかが課題となる。

 川崎Fの中央よりの攻撃については、浦項のセルジオ・ファリアス監督が「特に中央から攻撃的なプレーをする選手が多い」と認識しており、浦項とすれば警戒をしてきているはず。そういう状況だからこそ、サイドを効果的に使いたいところだ。前回の神戸戦から採用された4−4−2のシステムを継承していくとの前提に立つと、サイドハーフとの連携の中で両サイドバックをいかに押し上げられるのかがそれを解決する手がかりとなりそうである。

 対戦する浦項は、ここ2季の戦いを見るに、長期間に及ぶリーグ戦には低迷するが一発勝負の強さに自信を持つチームだということが言えそうだ。そういう点では、短期決戦型のこのACLという大会に向いていると考えて間違いはないだろう。ここ2年の浦項のACLの戦績は芳しいものではないからこそ、今大会にかける意気込みは強い。

「今年は去年の大会の経験がある選手も多いですし、他のチームでこの大会を経験している選手もいる。去年より自信を持てますし、もっといい試合ができると思います」とファリアス監督は手ごたえを述べていた。

 浦項はアウェイで戦ったACL第1節のセントラルコースト・マリナーズ戦を0−0で引き分けている。セオリー通りに勝点1を持ち帰っていると言えるが、ファリアス監督は勝つつもりで乗り込んでいたと会見で明らかにしている。また決勝トーナメントへの勝ち上がりを意識した発言も残しており「前回のACLから得た経験は、全部の試合で勝点を奪わなければならない」と述べて勝利へのこだわりを見せていた。

 ちなみに通常公式会見に出席するのはゲームキャプテンやチームキャプテンになるが、浦項は「チームでのベストプレーヤー」(地元記者)であるFWのノ・ビョンジュン選手を選んでいる。そういう点からも、攻撃的な戦いに対するこだわりが見て取れる。

 関塚監督は浦項の印象として、前線のブラジル人選手と、彼らに連動するサイド攻撃に警戒感を見せていた。そしてそれは川崎Fにも共通の攻撃スタイルでもある。お互いに勝点を狙う両チームの対戦は、中央とサイドとを使い分けつつ、激しく攻めあうオープンな試合になるのではと予想できそうである。

以上

2009.03.17 Reported by 江藤高志
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